優等生と劣等生。【プロセカ】 (ページ14)

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12話　▽ ページ14

『な…なんで？』

突然のことに驚きを隠せない

『私がみんなと一緒に！？いやいやいやそれは…』

正直言って嬉しかった、でも昨日動画サイトでニーゴを検索して曲を聴いた

あのクオリティはこの４人だからできるもの

私がいても迷惑だと思うけど…

瑞希「嫌なら全然断ってもいいよ
でもまふゆからAちゃんの話聞いたら一緒に曲を作りたいなって思って」

『？』

まふゆ「よくわからないけど、Aといると少し安心できる
…うまく言えないけど、私たちと同じ感じがする」

ミク「私も……そんな気がする
特にまふゆのときと…同じような気持ち」

ますます分からなくなったなぁ、どういうことなんだろう

絵名「とにかく、私も賛成かな
気の合わない人なら、いくらまふゆの友人とはいえ嫌だなーって思ってたけど
Aさんとならいい感じに曲が作れそう」

瑞希「それにピアノ習ってたんだよね、まふゆから聞いたよ！」

そういえば中学までピアノ教室に通ってたこと、まふゆに言った気がする

音楽は昔から大好きで思いついた歌詞を書いたり、数秒間だけどメロディーを考えたりいろんなことしてたなー

奏「Aさんが加われば、また違った世界観のある曲を作れるかもしれない」

『…。』

奏「返事はすぐじゃなくても、まふゆを通して伝えてもらえれば大丈夫だから」

どうしよう、すごく迷ってる

ここに入って少しでも自分を変えられるきっかけになれば…

……いや、私はまふゆを助けるって約束したんだ

宵崎さんも「たくさんの人を救える曲を作りたい」って言ってた

それにもっと、みんなと仲良くなりたい

それなら選択肢は一つしかないよね