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19話 謎 ページ21

『今日は勉強手伝ってくれてありがとう』


「どういたしまして、それじゃあまたナイトコードで」


『またね、……あっ』



私が手を振って帰ろうとしたとき、一瞬だけどまふゆが笑っていたような気がした


ドアが閉まる直前だったから確信はないけど…でも本当だったらいいな













…。






……。





そう思ってはいるけど、最近ずっとモヤモヤした気持ちなのはどうしてだろう…


ニーゴもまふゆと学校で過ごすのも、とても楽しいはずなのに





…まあいっか、気にしすぎ、だよね!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



K「今日はもうすぐ曲が完成しそうだから、それぞれ個人で作業を進めようと思うんだけどみんなそれでいい?」


Amia「了解っ、ボクも少し調整したいところがあるし!」



テスト期間中だし曲作りに支障が出ないか心配だったけど、完成間近までいけてよかった〜



えななん「私も描き終えたけど、何か物足りない気がするんだよね…」


雪「…。」


えななん「そういえば、雪ってもう次の歌詞に取り掛かってたよね
……もし雪がいいって言うなら、私の絵見てくれない…?」


雪「うん、いいよ」



あれ、私、編集も終わったしすることなくね…?



K「Яは私と一緒に作曲の手伝いをしてほしいの」


『(なるほど、そういうことか)分かった』









K「…こんな感じの曲なんだけど、どうかな?」


『うん、すごく良いと思う!
暗闇の中で藻掻いてるみたいだけど、ほんの少し光が差し込んでいるような…そんなイメージ』


K「良かった、それならこっちのイメージ通りに進めてみるよ」


『うん、……あのさK』


K「…?どうしたの?」


『ずっと気になってたんだけど、みんなどうしてそんなにニーゴの活動に熱心なの?
雪のことは聞いてるけど、Kは雪と会う前から音楽活動をしてたみたいだし…』


K「…私は昔、お父さんと色々あったんだ
それで今はたくさんの人を救える曲を作りたいって思ってる」


『そうだったんだ…』


K「えななんも絵のことでずっと悩んでた時期があって、今もきっと一生懸命絵のことについて考えてると思う
Amiaも私たちが知らない何かを抱えているのかもしれない
それでも、どれだけ苦しくてもニーゴのみんながいたから、全員で乗り越えることができるんだ」

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みずな(プロフ) - 面白かったです!連載終わっちゃったの寂しいな… (2022年3月24日 20時) (レス) @page9 id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らねい | 作成日時:2022年2月28日 18時

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