優等生と劣等生。【プロセカ】

9話　アンタイトル ページ11

その後も私たちはファミレスでたくさん話をした


今はまふゆと別れて家まで帰っているところ


まだ慣れないけど、誰にも言えないことを話してくれたんだから
私も誰かを支えられるくらい強くならないと


そういえばさっき……





〜ファミレスにて〜


『にーご？』


まふゆ「うん、25時ナイトコードで。
そこで曲を作ってるんだ
それでニーゴのメンバーにAのことを話したの
会ってみたいって思ってる人もいるし、せめて皆に紹介しようと思って」


『いいの！？やった、いつにする？』


そう聞くとまふゆは一瞬考えてから口を開いた


まふゆ「明日の25時は？」


『25時！？深夜に外出たらさすがに怒られるんじゃ…』


まふゆ「ネット上だから大丈夫
それにいつもこの時間から作業してるから…どう、かな」




深夜1時かぁ、私、日頃からそんなに遅くまで起きてないから心配だな…


でも、皆はこの時間の方が都合が合うんだよね


ネットってことは直接会えるわけじゃないのか…




『なんとか寝ないように頑張る』


まふゆ「分かった、じゃあセカイで集まろう」


『せかい？』


まふゆ「セカイは私たちにとって…大切な場所なの」




そんなに大切な場所なんだ……てか"せかい"って何？


それってどこにあるんだ？一体なんだ？


なんて、ずっと独り言を連発した




まふゆ「連絡先、交換してもいい？
untitledっていうファイルを送りたいから」


『なんかまた知らない単語が…いや意味は分かるけど…！』


まふゆ「詳しいことはセカイに行ってから話すね、その方が早いし
集合時間になったら、そのファイルを再生して」


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ファイルの中身空っぽなんだけど


………どうなってるの？

10話　はじめまして→←作者から　(追記)　※読まなくても大丈夫です

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