何があったんだ！！ ページ26
三角木馬へと大改造された(生きてまーす)雷は、世界一嫌いな日光の下で健全な人の証拠である日焼けを体験しながら遠い目になっていた。
(俺の人生終わるんじゃね？)
いくら妖怪とはいえ、てこの原理やらなんやらでボコボコのパキパキにされた状態のまま三角木馬への変化+四十度ぐらいある外に出されたらフルコンボなのだ。
擬音が多いって？とにかくしっちゃかめっちゃかなんだよ。説明できないんだよ。
(そっ、それはいやだわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！わたくしが何をしたっていうのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！)
混沌と熱波と大改造で、正常力が異常になっていたが、普段から外に出て汗水かいていれば耐えられる暑さだ。
完全完璧に自業自得なのだ。
だが、そんな引きこもりにも救いはあるらしく草をかき分けてくる人物がいた。
Aだ。
「恩返しがしたい。」
「あっ、あのなホントそういうの良いから。だって恩返しだのなんだの人をいぃように扱っていんのと変わんねぇだろ？せっかく第二の人生だの妖怪だのになれたんだ。自分の為だけに使っちまえよ」
「ならそのお茶の間大爆笑な三角木馬の変形モードから人間に戻らなくてもいいんだ」
「それとこれと話がちっがぁぁぁぁぁう！！いやぁ！待ってよーこのままだと世界の中でも第三位には入りそうなぐらいの変死で妖怪人生終わっちゃうううう！！！！へるーぷ！」
なんで、こいつ英語知ってんの？とは思いながらも雷さんの元へと戻ろうとした。
瞬間。
ピチュュュュン！！と、
その火花は、Aが今まさに通ろうとした場所だ。
もし、一歩でも先を歩いていたら彼女は･･･？？
「てんめえっっ！！！！！！」
吠えるのは雷。
そして、その前にたつのはついこの間命を失ったはずの少女。
その相手の服装からして、軍隊のようだ。
もしかしたら、戦争から逃げてきた奴追ってきたのかもしれない。
だが関係ない。
今目の前のコイツは、恩人を打つ可能性があるかもしれない。
何せ、日本は兵隊は足りていない。
戦力が目の前に転がっているのだ、いるかどうかも分からない反逆者を探すよりかは、安上がりだろう。
そんなことはどうでも良い。
何があっても恩人を打ったコイツ倒さなくてはいけない。
その後世界で激突する音が響いた。
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ミカみかん - C.(´･ω･`)、ありがとうございます！やっぱりあけた良いんですね…以後改善します！ (2019年7月30日 9時) (
レス) id: ffa316ce3a (このIDを非表示/違反報告)
C.(´・ω・`) - 面白かったです!只、行を少し開けた方が読みやすいかな?と思います。次の話も、楽しみにしています! (2019年7月28日 14時) (レス) id: f0bf6b6a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカみかん | 作成日時：2019年7月24日 14時
