とある魔術の魂魄操作 (ページ8)

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『えっ！？ちょ、ちょちょちょちょっと待ってください。その発想だと世紀末まで視野にいれないと駄目です。次は何です？宇宙人侵略大戦争なワケ？？？』

とか言ってるオーロラと最大主教(アークビジョップ)のバカ電話を、聞きながらも一時的にでもシャール(空気)の傷を治そうとする健気な物知り常識少女カレン。

(と、とり会えず痛みの鎮静でもさせておくか･･････)

彼女は、火傷の治し方を一から十まで描けない。

一から十まで、描く事ができれば理論上どんなものでも作成することができる。

だが、逆に言えば描けなければ作成できない。

一丁の銃。形は大方描けるが、微細なパーツの重さや面積、材料や設計図ミリ単位の大きさまでは描けない。

カーテナも物自体は知っていても、触ったことも無ければ液晶越しでしか見ていない。だから描けない。

(ま、まぁ、他にもめんどくさいルールはあるんだよなぁ。『科学者は科学のみ魔術師は魔術。互いの領域をまたいではいけない』とかいう)

ようはこういう事だ。

Q,1仲間が死ぬのとルールを破るのどっちがまし？

「･･････････････････････････････････････････････････････････さ、さてと。鎮静剤ぐらいなら大丈夫大丈夫。さーて怪しげなクックング教室かーいさい爆発の恐れ八十五％だかな！！」

誰もかれもが逝きそうなクックング教室だなぁ！？というお嬢ツッコミ完全無視。

ルール破ってる悪い子ちゃん(騎士ぶん殴った)カレン=マスクウェル。当たって砕けろ精神でれっつらごー。