五十三日目 ページ5
今度こそ、キヨマサくんを止める。
―――逃げ続けた私の人生の「二つ目」のトラウマと、決着をつける!!
?「A!!」
見ると、バイクに跨った三ツ谷くんがいた。
「三ツ谷くん!大変なんです!!ドラケンくんが襲われる!!」
三「あぁ、わかってる!!」
(え?)
もう状況を把握してるの?三ツ谷くん凄!!
三「ペーヤンにだろ!!」
「早くキヨマサくんを止めないと!!」
・・・ん?
ペーヤンに?ペーヤンって、参番隊の副隊長でパーちんと仲が良い(?)人・・・。
何で?あの人忠誠心とか強そうに見えたけど。そんな人が東卍を裏切るようなことをするかな?
けれど三ツ谷くんが言うには、東卍、特にドラケンくんがパーちんを見捨てたと思い込んでいるらしい。マイキー君たちはとっくに仲直りしているから、余計に気に入らなかったそうだ。
そして、結果ドラケンくんを襲おうとしている。
(最悪!敵が二人になっちゃったよ・・・!)
「ドラケンくんに知らせなくちゃ!!」
三「ペーヤンのバイクがあったってことは、もう始まったかもしんねぇ!」
どうしよう・・・?
落ち着け、慈。思考を止めるな。お前は現代を知っている。それを無駄にするな!ドラケンくんはどこで殺された?たしか直人からの情報では、東京都渋谷区の・・・
「駐車場!!」
三「あ?」
「さっきのところ以外で、この近くに駐車場ってありますか?!」
三「あっちの裏の駐車場?」
「そこです!!」
三「お、おい!A!!」
三ツ谷くんを置いて走り出す。すぐに追いつかれたけど。
(お願い、間に合って!!)
君は、絶対に死んじゃいけない!!
駐車場に着くと、そこには愛美愛主の奴らが折り重なるようにして倒れていた。
その先には、
三「居た・・・。ドラケン。」
「ドラケンくん!血が・・・。」
ド「おう、三ツ谷・・・、A。」
ドラケンくんは、何かで殴られたのか頭から血を流していた。その後ろにはエマちゃん。
(あんな状態でエマちゃん守りながら戦ってたなんて・・・、血が流れ出してるところもヤバいのに!下手したら死んじゃうよ・・・。)
三「ペーヤン!!テメェ、なに愛美愛主とつるんでんだよ。」
ペ「うっせぇ、三ツ谷。テメェも殺すぞ。」
エ「ペーヤン、卑怯だよ!!後ろからバッドで襲って、こんなに大勢連れてきて、それでも男?!」
まだ数える程度しか会っていない。でも、あのペーヤンくんがここまでするなんて・・・。
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年2月11日 20時) (レス) @page33 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2022年5月21日 16時