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そのあと、Aが校舎から去っていくのを確認してから勘違い女を家に帰らせた。
1人学校に残った俺は教師が職員会議をしている隙を狙って武道場へと足を踏み入れる。
そして倉庫に入って元から老朽化が進み、危ないと部員が文句言っていた鉄板のボトルを緩ませてから何事もなかったように武道場を出た。
勿論、部活の準備当番がアイツだという事は放課後クラスメイトのダンス部から聴取済みだ。
「俺のAに手を出すからいけないんだよ」
悪い噂を流しても、どんなにAを可哀想な立場にしても、人のモノに手を出す愚か者は一定数はいる。
今まで脅したり、陥れたりして潰してきたけど、
今回はキムテヒョンの事もあり余計イライラしていた。
不運と言えば不運だけど、アイツは一生Aに触れる事は出来ないと思うと気持ちは愉快だった。
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俺の計画通りにアイツは鉄板の下敷きになって救急車で搬送されていった。
その様子を見ながら顔を青くして震えるAに近寄り、目を覆うようにして包み込む。
Aをこんなに怯えさせるなんて、やっぱりアイツはAには見合わないその程度の男だっだということだ。
頭を撫でると次第に呼吸を落ち着かせるAを見て俺の心は満たされていった。
＊
暫く俺たちは幸せだったのに、
勘違い女は俺が抱いたせいか余計拗らせていた。
「ねえ！どうしてあんな女と居るの？
私とあの子どっちが大事なの！？」
「Aだけど？」
其奴は表では性格のいい女を演じていても
裏ではヒステリックで重い女だった。
ある日いきなりキレられたので、そもそも付き合ってるつもり無いし…と心の中で思いながら即答すれば、女はバカみたいに泣いて余計怒り出した。
それからというもの女は俺とAが居ると図々しく混ざるようになった。
キレそうになったが、Aが以前より可哀想な立場になり俺に依存していく様が気持ちよくて暫くは様子を見る事にした。
＿それが最大の誤算になった。
俺がその時から女を潰していれば良かった。
もっと早くに裏で起きてたAへの嫌がらせの主犯が裏ではその女だと分かっていれば、証拠をばら撒いて潰せたのに。
「なんで、アイツがAと居るんだよ
＿＿＿キムテヒョン。」
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咲綺(プロフ) - 続きが見たいです！！ (2020年5月23日 22時) (
レス) id: a2e0669daa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 続き書かないんですか？めちゃ気になります！ (2019年12月6日 18時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
ぐろす - けっこー経ちましたけど更新しないんですかー？楽しみにしてまーす！ (2019年12月6日 17時) (レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 続き書かないんですか？ (2019年10月16日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - とても面白いです！！ヤンデレグクちゃんたまりません。シスコンジミちゃんにも守ってもらって、優男テヒョンにも守ってもらえて主人公ちゃんが羨ましいです(笑)更新楽しみにお待ちしてます！ (2019年8月15日 0時) (レス) id: 202f553fa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年6月12日 23時
