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千冬「あ、あの。Aさん。」
「あ、千冬さん？？」
千冬「はい。少しお話いいですか？？」
「す、少しなら。」
千冬「ならあそこ入りましょうか。」
「で、話っていうのは」
千冬「もしかして一虎くん
家に住み着いたりしてないですか？？」
「それは無いです←」
千冬「……そうですか」
「なんかあったんですか？？」
千冬「○月○日から急に連絡が取れなくて。」
「え。その日うちにいました」
千冬「はぁ……。無理やりされたとかなら
相談してくださいね」
「何も無いんです。ただ……」
千冬「不在着信○○○件に
家にまで押しかけるなんて。
本格的にストーカーですね。」
「あはは……。」
千冬「なんか言ってました？？」
「普段がどうかわからないですけど、
髪を乾かしてくれたり……」
千冬「……はぁ。」
「少し嬉しかったです」
千冬「ほんとですか？？」
「え……」
千冬「一虎くんじゃなくても……
俺でもそう思いますか？？」
「そ、それはその……」
千冬「今のは、わ、忘れてください。」
「別れたばかりだったんです。
多分、重ねてただけかも知れません。
一虎くんより私の方が……
クズかもしれません。」
千冬「……重ねただけ。ですか
じゃあ、俺のこと利用してください。
一虎くんじゃなくて。」
「え……？？」
千冬「じゃあ、また。」
「え？？」
千冬「明日の夜食事にしましょう。」
「は、はい///」
デートに誘われた……///。
でも話ってほんとはなんだったんだろう。
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作者名：しお | 作成日時：2024年3月11日 17時
