別れたじゃん 2 【五条悟】 (ページ2)

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お手伝いさん「お風呂のご準備出来ました。」

五条「じゃ、俺と入るか。」

「は？」

五条「いやいや、
じゃないと死ぬ病気なんだよ俺←」

「分かった。あんた目グルグルに
タオル巻いてやるから。」

五条「それがいいねー★」

クソでかい風呂に案内された。

「え？これさ、1人で入ってんの？？」

五条「Aが一緒に入ってくれたら
解決だよ〜」

「じゃ、じゃあ脱ぐから」

五条「俺は、ぐるぐる巻きにされるね」

「早く座りなさいよ」

言われた通りぐるぐる巻きにした。

「どう？見えないでしょ？？」

五条「見えない見えない！
ぜーんぜん見えない。」

「良かった。」

手を引いて、連れていく。

「何あんたニヤニヤしてんの。
見えないのに笑っててキモイんだけど。」

五条「ふふっ。好きな子と
手を繋いで
2人で風呂なんて幸せだよ」

「うわっ。」

五条「ぬるめが好きだったよね？
ちゃんと覚えてるよ。」

「付き合ってる時に
そんなこと言って欲しかった。」

五条「……ごめんね。
でもこうしてまた一緒にいる時間が
1秒でもあるから。
あの妖狐にも感謝だね」

「浴槽に入ってても、もたつかずに
そのまま歩けるのってさ、
毎日鍛えてるからなの？？」

五条「あ、当たり前じゃないか〜」

「見えてたり……それは無いよね」

五条「ま、まぁそれはね？！！」

「にしても、そんな腹筋とか///」

五条「そんなに俺の体じっくり見ないでよ、」

「べ、別に見てなんか……///」

緊張と、好きだった元彼への恥じらいで

しばらく湯船に浸かっていると、
私はのぼせてきた。