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九井「んなっ」
乾「………………」
『何がみたい??』
九井「うーんと……手ごろに」
『お姉さん。にしてあげようか?』
顔をババッババッと手をかざした。
『久しぶり』
ふっと微笑む顔はきっと本人に近い。
九井「うっ……うっ……」
乾「……姉ちゃん」
『ふふっはぁ〜』
九井「……お前」
『確かに私は変装が得意。
あとは何が知りたい??
恋愛とか体重とかはNGだぞっ☆」
九井「お前は俺が雇う。」
『雇われなくても働いてるよ〜☆』
九井「事務所は俺が買う。」
『ふ〜ん?』
九井「お前もここから出してやる」
『私出られるんだけどね、』
乾「姉ちゃんの顔で言わないでくれ」
『あぁ、そうだった』
また元のアイドルの顔に戻した。
それから次の日。
灰谷蘭が遊びに来るようになった。
蘭「おいおい可愛い顔で見んなって。
蘭ちゃんの方が可愛いから」
『アラサーでそういうこと
言わない方がいいよ……』
蘭「んなっ!!」
『遊びに来たの?サボり??』
蘭「蘭ちゃんとにらめっこしよう」
『いいけど、可愛い顔崩しちゃっていいの?』
蘭「それはそうだな……」
『まぁいいや。始めよ』
にーらめっこしましょ、笑うと負けよ〜
ババッババッと
顔を変える。
蘭「ぶっふおおおお!お前それ反則」
三途春千夜の顔で変顔してみた。
『蘭の負けだな』
蘭「……はぁ。いいけど、
蘭ちゃん10個も歳上なんだから
呼び捨てやめようよ〜」
『あぁ、そうだったね』
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作者名:しお | 作成日時:2023年11月13日 11時