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及川side
烏野との練習試合。
俺のくそ生意気な後輩。
『影山飛雄』が居る。
俺の方が上なんだよって見せつけてやんないとね
「スイマセーン、遅れました〜」
目に入ったのは、見たことない綺麗な子。
試合に夢中なのか
俺に気づかない。
ほかの女の子は
俺を探すくらいだ。
その綺麗すぎる横顔に
不覚にも俺の方が見とれていた。
監督「遅いぞ、及川」
その声にやっと反応し
ビブを渡された。
数センチ。
俺は自分の心音が早くなるのがわかった。
気づいたらいつものように口説いていた。
及川「アレれ〜烏野マネちゃん、
これ終わったらヒマ?
連絡先交換しy(((」
でも彼女は
「頑張ってください」
トドメを刺されたような気がして
「…ッありがとう///」
顔が熱くなるのがわかる。
岩泉「何照れてんだキモ川!早く入れ!」
その声で、
あぁ、大好きなコートだ。
この可愛くてたまらない後輩を潰してやらなくてはと
闘志に火がつく。
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作者名:しお | 作成日時:2020年8月6日 14時