巻島君、もう一度だけです ページ8
貴女side
夜
はてさて昨日のあの発言は
良かったのか…
私はベッドから跳ね起き
(別に寝てたわけじゃない)
スケッチブックを開く
…巻島君のスケッチが目に留まる
…ホントに綺麗な顔してるなあ
初めて巻島君を目にしてから
あの顔が離れなかった
___少女漫画のような、とは
言えないけど
そしてあの助けた時
運命だと思えた。
これは神様がめぐりあわせた
運命の出会いなのだと
…だから
『少しだけ甘えてもいいよね?』
そうボソッとだけ口にし
ボタンを押した
**
巻島君side
〜♫
携帯からの着信音
見てみると
「うげ」
Aからだ
内容はこう
もう一度だけウチ着ませんか?
…思いっきり誤字ってるっショ
また行けと…
誤解を招いているのを
本人は知らないのかっショ?
(もしかしてあいつはこの状況を
楽しんでいたりして?)
そんな浮き出た不純な考えを
急いで頭から振り落とす
ないないないない！！
あいつはバカなだけっしょ！！！
…とかいいながらも
承諾メールを送った俺も
かなりのあまちゃんだろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミーロ | 作成日時：2017年4月9日 15時
