素(ありのまま)の君が好き。４ (ページ3)

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大きな壁ページ3

ー深澤ー

マネ「阿部、おかえり。おめでとう。」

阿部「ありがとう！これからもよろしくお願いします。」

マネ「おう。こちらこそ。」

俺らを見渡して他にもなにか言いたそうなマネージャー。

マネ「みんな揃ってるな。ちょっといいか？」

なんだろう。ザワザワする。

マネ「今年の滝沢歌舞伎に出ることが決まった。」

深澤「え！まじ？みんなで？？」

マネ「…7人で。」

一瞬明るくなったみんなの表情が曇る。

宮舘「7人…か。」

『…っ2人は？一緒に出られないの！？』

マネ「…。」

『どうしても、、ダメ？』

今にも泣き出しそうなA。

舘さんが肩をポンポンして落ち着かせる。

『っ…。』

マネ
「…阿部も無事に戻ってきてくれて、これからって時になんだけど…真田と野澤はnoon boyzをメインに活動していくことになった。」

深澤「え…」

佐久間
「あっ、でも、メインってことはMis Snow Manも
…」

マネ
「お前たちとはもう一緒にやっていけないと思う…。」

佐久間の言葉を遮るように、さっきよりもハッキリと告げる。

『そんな…Mis Snow Manは…どうなっちゃうの？』

マネ「…ごめん。」

渡辺「…ごめんってなんだよ。ちくしょー！」

翔太が声を荒らげる。

深澤「翔太落ち着け。」

マネ
「…とにかく、そういうことだから。力になれなくてごめん。」

事務所の方針で決まったことならちっぽけな俺達にはどうすることもできない。

岩本「謝らないでくださいよ…」

佐久間「そうだよ…俺たちもっと頑張るから…」

マネージャー含め、みんなで涙目。

また俺たちに大きな壁が立ちはだかる。