素(ありのまま)の君が好き。４ (ページ16)

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最終回ページ16

ーAー

わちゃわちゃ大作戦、いよいよ最終回！笑

後半は語るというよりただ遊んでただけな気がするけど…楽しかったからまぁいっか笑

そして最後にこの男、渡辺翔太の登場。

一番手強そうだぞ…笑

最近全然私たちと話してくれないし、何考えてるのかわかんないし。

困ったな。

『あのー』

渡辺「ん？」

『この後って時間あったりしますか？』

渡辺
「あるよ。てかどうした？めちゃよそよそしいじゃん。」

なんかムッとしてる翔太。

『じゃあ、2人でちょっと話さない？』

渡辺「え、2人で？え、どうした？ほんとに」

『どうもしないよ笑ただ、久しぶりに翔太とゆっくりしたいなーって。』

渡辺「いいよ。家おいで。」

『うん、ありがと。』

・

『お邪魔しまーす。』

大学生になってから一人暮らしを初めた翔太。

ここの家に来るのは初めて。

『思ったより綺麗にしてるんだねー笑』

渡辺「…。」

『ねぇ、翔太？』

さっきから翔太がなんにも話してくれない笑

渡辺「なんだよ。」

『え、怒ってるの？』

渡辺「怒ってない。」

『じゃあなんで何も喋らないのー？』

渡辺「ごめん、ちょっと緊張してる。」

『え？なんで？？』

渡辺
「Aとちゃんと話すの久しぶりだから。さっき2人で話したいって言われた時からドキドキしてる。」

怒ってるのかと思ったらなんかかわいい理由だった笑

『なーんだ、そんなことか笑』

渡辺
「なんか最近俺によそよそしいし、嫌われてるのかと思ってたから。」

『嫌いなわけないじゃん。だってなんか翔太がよそよそしいんだもん。』

渡辺
「俺か笑ごめんな。なんか最近いろんなことが不安でさ。」

『うん、私もだよ。みんなも思ってることは同じだね。』

渡辺
「そうだよな、みんなもだよな。本当はちゃんと話したい。でも、なんか素直になれなくて。ごめん、俺雰囲気悪かったよな。」

『みんな、翔太のこと心配してると思うよ？大好きなメンバーだからね。』

渡辺「メンバー…。」

ｷﾞｭｯ

『ん、、翔太？？』

翔太が私を抱き締める。

渡辺
「俺、2人と一緒にやっていけなくなったこと、正直まだ受け入れられてない…。そんなこと言ってもどうしようもないのは分かってるのに、いつまでもウジウジしてる自分が嫌いだ。」

やっと聞けた翔太の本音。