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ページ15

ー宮舘ー



さっきからすごく視線を感じる気がする。



ふと、そっちの方を見るとAと目が合う笑



Aは焦ってすぐに目を逸らした。



なんだよ、かわいいな。




宮舘「A?俺のこと見てどうしたの?」




恥ずかしそうにするA。




『いや、ちょっと、話したいなーって?笑』




宮舘「そうなの?話しかければいいじゃん笑」




『そうなんだけどさー?笑』



そうなんだけどー?笑




『んと、じゃあ、一緒に遊園地行こ?』



宮舘「遊園地?突然だね笑」




『嫌、かな?』




宮舘「嫌なんて言ってないでしょ?行こう。」




Aの手を引き部屋を出る。








『ねぇ、怖い。』




宮舘
「だよね、A、ジェットコースター苦手だったよね?なんで遊園地にしたの笑」




『雰囲気が好きなの、笑 涼太と来たくて。』




宮舘
「ふふ、そうなんだ笑 まぁいいけど。じゃあ、あっちにする?」




ちょっといじわるしたくなってお化け屋敷を指さす。




『それもいや。』




宮舘
「まったく笑 俺と一緒なら怖くないでしょ?ほら、行くよ。」




『いやだぁっ』




半泣きのAをお化け屋敷に連行笑




俺のSの部分が顔を出す。




『ねぇ、無理。』




宮舘「ほら、俺に掴まってて。」




実はこれがしたかっただけ笑




お化け屋敷ならくっついてても不自然じゃないかなって。




これって下心ってやつ?笑




許してね、A笑




『ぎゃぁぁああっ!!』




宮舘「ふふっ」




『なんでっ、そんな余裕そうなの!!』




宮舘「余裕だもん笑 ほら、出てきた。」




『ぎゃぁ、ごめんなさぁーい!!』




宮舘「なんか謝ってる笑」




『いやぁあああーっ!』




驚く度にAが俺のことを強く抱き締めるのがかわいくてたまらない。




ごめんな、A。









『ぐすっ…』




お化け屋敷から出てからも涙が止まらないA。




意地悪しすぎたかな?笑




宮舘
「A、ごめんね?もう大丈夫だから、ほら怖くないよー」




そう言いながら優しく背中を撫でる。




『私、子どもじゃないもんっ。』




ふふ、拗ねてる笑




宮舘「じゃあ、撫でるのやめる。」




『…やだ、やめないで。』




もう、どっちだよ笑

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作者名:綺藍 | 作成日時:2021年7月31日 21時

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