本当の気持ち ページ26
ー宮舘ー
渡辺
「涼太、なんかあった？ふっかがなんか心配してたけど。」
宮舘「なんもないよ、大丈夫。」
渡辺「それならいいんだけど。」
翔太に言えるわけがない。
俺は翔太もきっとAのことが好きなんじゃないかと思ってる。
鈍感だから自分の気持ちに気づいてないんだと思うけど、Aの恋の話にわかりやすく妬いてたし。
そういう俺もこの前自分の気持ちに気づいたんだけど。
渡辺「A、ダメだったみたいだな…」
宮舘「そうだな…」
何を話していいかわからない。
俺がそんな時にAにキスしたなんて知ったら、翔太俺のこと軽蔑するだろうな。
親友まで失いたくない。
・
あれからAの顔ろくに見れてない。
でも、ちゃんとAに話さないと。
きっとモヤモヤしてるだろう。
「ピンポーン」
こんな時間に誰だろう。
…A。
『突然ごめんね。涼太とちゃんと話したくて来ちゃった。』
ごめんな、不安にさせちゃったよな。
俺何やってんだよ。
男ならしっかりしろ。
宮舘「どうぞ。上がって」
・
宮舘
「A、この前はごめん。落ち込んでる時に酷いことした。」
『そんなことないよ。励ましてくれて嬉しかった。一人だったら立ち直れなかったもん。』
嫌じゃなかったのかな。
『…でも、どうして私にキスしたのかちゃんと話してほしい。』
高鳴る心臓。
ちゃんと話さなきゃ。
宮舘
「A。俺、Aのことが好きだ。正直この間のことちゃんと応援しきれてなかった。Aが誰かのものになるのが嫌で…最低だよな。」
真剣な目で俺を見つめるA。
宮舘
「でも、健気に恋してたAがあの日泣いているの見て、自分の気持ちにやっと気づいたんだ。愛おしくてたまらなくてキスしたくなった…こんな俺のこと許してくれるかな。」
『そうだったんだね、話してくれてありがと。突然の事でびっくりしたけど、涼太に抱きしめられてすごく安心した。私まだ心の整理できてないけど、ずっと涼太と一緒にいたい。これからもよろしくね！』
よかった…
Aは俺に恋愛感情をもってるわけじゃないけど、一緒にいたいって言ってもらえて嬉しかった。
今すぐ付き合いたいとかそんなんじゃない。
ただ、気持ちを伝えたかった。
ずっと一緒にいたいんだ。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月28日 13時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 名前変換出来てないですよ (2020年10月20日 23時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺藍 | 作成日時：2020年10月13日 14時
