ストーカー(？)再び ページ21
ー宮舘ー
またAが駅前で寒そうにしながら彼を待っている。
一人で大丈夫って言ってたけど、なんだかんだ俺も遠くから一緒に見守っている。
Aは知らないと思うけどね。
・
もう１時間近く経ったぞ…
風邪ひくだろ…
そろそろ声かけて一緒に帰ろうかな。
あっ、Aが動いた！
あの人か…
ん？
えっ…
女の人と一緒に去っていく彼。
彼女いたんだな…そんな…
A…ショックだよな…
Aはその場でしばらく立ち尽くした後、家の方に向かって歩き始めた。
・
そしてまた近くの公園に入っていき、ベンチに座って小さくなっている。
ついてきてはみたものの、さっきの残酷な情景が頭をよぎりかける言葉が見つからない。
宮舘「…A？」
肩を震わせて泣きじゃくっているA。
俺はとりあえず隣に座っていつものように背中をトントンする。
『…涼太…っ私、バカだ…あのねっ、彼に会えたの…嬉しかった。でもね…彼女がいたの…っ』
うんうん、知ってるよ…
俺も見ちゃったんだ。
ごめんな。
宮舘「…」
『ふふ…私の初恋、終わっちゃった…なんで気づかなかったんだろ。
心配かけてごめんね。協力してくれてありがとう…』
必死に笑おうとしてる。
宮舘
「A、辛かったよな。話してくれてありがとう。」
そう言って初めてAを抱きしめる。
寒い中彼を探して冷えきった身体。
くっつくとほのかに温かい。
宮舘
「無理して笑わなくていいよ。泣き止むまでずっと隣にいるから。」
泣きすぎて腫れた目をさらにうるうるさせながら俺を見つめるA。
可愛い、可愛すぎる。
いつも一緒にいたけどこんなに近づいたのは初めて。
俺は気持ちが抑えられず
Aを抱き寄せて優しくキスをした。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月28日 13時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 名前変換出来てないですよ (2020年10月20日 23時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺藍 | 作成日時：2020年10月13日 14時
