裏と表の顔 Ⅱ【数原龍友】 (ページ6)

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my.feelings ページ6

A side.

起きるといつもと違う天井にいつもと違う香りの布団に包まれている私。

「、、、そっか。かずは、りゅ、龍友さんの部屋だった。」

天井を見つめながら、ああ。本当に龍友さんの彼女になったんだな。って実感する。

私眠っちゃったな…。

あの後本当に映画見てたのかな？

ソファーで寝ちゃったりしてないかな？

…腰痛くしてないかな？

部屋を出てリビングに行くが、龍友さんが見当たらない。

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「…龍友さん？」

呼んでみても返事がない。

テーブルにA4用紙の紙が。

Aへ
おはよう。お腹空いたら
これ食べてな、サンドウィッチ。
僕の手作りやで、美味しいで!
気をつけて家帰るんよ。
鍵は玄関に置いてあるから
しっかり閉めてきてな。

そんで、その鍵、Aの。
合鍵持っといてな。
愛してんで、僕の彼女1日目。
P'sレコーディングはよ終わったら
トレーニング行きます!
ほな行ってきます!
龍ちゃん

「あ、あ、あ、合鍵？！？」

これっていつでも龍友さんの家に行っても良いってこと…？

玄関まで行き合鍵を見てまた彼女なんだってことを実感する。

いただきます、そう呟いてサンドウィッチをぱくり。

…お、美味しい。

すごいな…龍友さん…。

料理もできて。

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私は1度家に帰り、仕事へ向かう。

仕事中もいつ龍友さんが来るのかドキドキで時計ばかり見てしまう。