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裕太 side.






俺は彼女のおでこに濡らしてきたタオルを乗せ

じっと見つめてたら彼女は眠った。




その姿を見て愛おしいと思ってしまった。






寝返りを打って俺の方に体を向けた。





俺はベットの下に座りながらも

彼女の右手をそっと握った。







…いつのまにか眠っていた俺。







「先生」


夢か?
俺Aに呼ばれとる。





でもそれは夢ではなくて現実で。

先に目覚めたのはAだった。





彼女の顔色も良い。

大丈夫かと聞くと大丈夫と答えた。





でもお母さんがまだ帰ってきてない。

このまま1人にさせるのは不安だったから

帰ってくるまでおると言った。




すると彼女はこう言った。





「…ずっとこのままいてくれるんですか?」



いや、今お母さん帰ってくるまでおるっていったやんけ?


「ん?なにがや?おるで」









「ずっとこのまま手繋いだままでいてくれるんですか?」





あっ…。

気づかへんかった。


彼女が眠った後に手を繋いで

彼女が目覚めた今でも握ったままの手。






「あっ…。すまん、嫌やったよな。」








「嫌じゃないです。ずっとこのままがいいです」




なんてウルウルさせた目でベットに座って
俺を見下ろしてくる。




俺の理性は爆発寸前だった。

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設定タグ:GENERATIONS , 中務裕太 , ゆうぴ   
作品ジャンル:恋愛
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pomu(プロフ) - りくさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとっても嬉しいです(^ ^) (2019年2月2日 18時) (レス) id: 356e20fead (このIDを非表示/違反報告)
りく - 終始キュンキュンが止まらなかったです(´;ω;`)← 素敵なお話ありがとうございました( *´ω`* ) (2019年2月2日 17時) (レス) id: 375075c8b0 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - pomuさん» 全然大丈夫です! (2018年9月10日 6時) (レス) id: be90cebd51 (このIDを非表示/違反報告)
pomu(プロフ) - ゆうさん» ゆうさんありがとうござます!今はだいぶ日常が戻りつつあります!当たり前だったことが急に当たり前じゃなくなる怖さとともに当たり前を当たり前だと思ってはいけないな。と思えることもできました。ゆうさんも台風の影響早く治ると良いですね…ありがとうござます!! (2018年9月10日 2時) (レス) id: 356e20fead (このIDを非表示/違反報告)
pomu(プロフ) - ORIONさん» ORIONさん!ありがとうございます!頑張ります!!そのお言葉だけでもとても嬉しいです! (2018年9月10日 1時) (レス) id: 356e20fead (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pomu | 作成日時:2018年8月21日 8時

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