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Aside
エラ「貴女は、どうなのですか？」
私の心に何かが突き刺さる。
A「私は…」
エラ「どうせ貴女はアルスラーン殿下のことがお好きなのでしょう？」
エラムさんがムスッとした感じでいう。
好きか？何て言われても…。
A「好きって訳じゃ…」
エラ「じゃあ、もしも私が貴女のこと…す…好きって言ったら、どうしますか？」
エラムさん？！？！
顔を真っ赤にしてる彼は少しおかしい。
A「いや…エラムさんは好きじゃないでしょ？私の事。」
エラ「貴女、どんだけ鈍いんですか？」
に…鈍い？！
エラ「大体、貴女の方が年上、なんですからね。A様？」
上目遣いで私を見る。
そんな彼を見て少しドキッとしてしまった。
エラ「まぁ、後で話しましょう。夕食が先ですね。」
A「じゃ…じゃあ！」
私は逃げるように部屋を出て行った。
エラムさんって変な人。
私が殿下の事好きって知ってて、ああいう事言うんじゃ…。
で…でもなんであの時、あんな事聞いてきたのだろう。
『_____じゃあ、もしも私が貴女のこと___好きって言ったら、どうしますか？』
思い出すだけで胸にツーンと何かが刺さる。
私、なんて答えるんだろう。
『殿下の事が好きなので…』
なんて言えない。
でも、殿下も気づいてるかな。
A「アルスラーン…」
不意に寂しくなって。彼の名前を呟く。
？「こんな所にいたのか。皆待ってるぞ。」
背後から声がした______ナルサスさん？！
A「 ナ…ルサスさん！すみません！遅くなって。」
ナル「まぁ、お気になさらずにA君。」
今、A君って言ったっていう事は___気づいてないのか。
ダリューンが言ってくれるかと思った、私が女って事___
私がそんな事考えていると、急にナルサスさんが一言言った。
ナル「もしも、君が殿下を想ってるとしても、地位的にも性別的にも叶わないよ」
さっきの聞かれた？！
A「へへ…私、殿下の事好き、なんて言いましたっけ…。私は別に想い人が居ますよ。」
ヘラヘラと笑いながら言う私。
でも本当は違う。
でも、叶わないから____心の奥底にしまっておく事にした。
ナル「で___その想い人とは誰なのか？」
アルスラーン殿下です！なんて答えられない。
A「誰って…えーっと…えっ」
ナル「え、か。エラムなのか？男だが」
あ、私男って思われてるのだった。
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紫悠(プロフ) - アルスラーン可愛いですよね！自分はアルスラーンとファランギースとギーヴとジャスワントが大好きです(*´ω｀*) (2017年6月25日 18時) (
レス) id: 791c70b0b3 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ - アルスラーン最高さてさてさーてお昼寝しまーすおやすみ (2016年10月23日 14時) (レス) id: 791fe62814 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉雪弥(プロフ) - 愛花(仮)さん» コメントありがとうございます！アルフリードの間違えでした！ (2016年8月16日 10時) (レス) id: 9120b3fe98 (このIDを非表示/違反報告)
愛花(仮)(プロフ) - おもしろいです！
あと、説明文のところがファランギースファランギースと続けなっていますが間違いでしょうか?もし、そうならなおしたほうが良いかと… (2016年8月16日 1時) (携帯から) (レス) id: 00f5fc4ed0 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉雪弥(プロフ) - ラハルさん» いえいえ！大丈夫です！わざわざ言ってくださる事に感謝したいくらいです…！更新頑張るのでよろしくお願いします。 (2016年8月7日 23時) (レス) id: 9120b3fe98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩葉雪弥 | 作成日時：2016年8月5日 1時
