許されない恋 (ページ6)

今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:234,528 hit

Ep. 05 ページ6

『はい、亜嵐くん終わったよ』

亜嵐「ありがとう！」

亜嵐くんのメイクを終え

龍友さん、涼太さん、、、

と次々にメイクを終わらせた。

『佐野さんお願いします。』

最後にメイクをするのは玲於

『どんな感じにしますか？』

玲於「普通で」

ふ、普通ですか玲於さん…

あなたの普通はなんでしょうか… 汗

『…じゃあ私好みで』

玲於「ん」

私の好み＝前髪あり

特に喋ることもなく

仕上げに入る。

玲於「ねぇ、」

『何ですか？』

玲於「敬語やめてくれない？」

『いや、でもお仕事なので…』

玲於「付き合ってた時みたいに “ 玲於 ” って呼んでよ」

『ごめんなさい。』

玲於「なんで？」

『私はもう、玲於が好きだった自分じゃないから』

玲於「そんなの無理なんだけど」

セットが終わっても

一向に椅子から立ち上がらない玲於

玲於「…無視しないで」

亜嵐「ごめん、玲於。

こいつ困ってるから

そこら辺にしてくれね？」

玲於「ごめん…」

困ってる時に助けに来てくれるのは

亜嵐くん。

『亜嵐くん…』

亜嵐「ん？」

『ありがとう』

亜嵐「はぁ…」

え、何でため息つくの？

私何か変なこと言った？

亜嵐｢スタジオ入りまで少し時間あるからちょっとAに社内案内してくるわ｣

メンディー「了解！ちゃんと時間前には戻ってきてね！」

亜嵐「はーいじゃあAいくぞ｣