許されない恋 (ページ47)

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Ep. 45 ページ47

撮影場所に行くと亜嵐くんはいた

『亜嵐くん』

亜嵐「隼～」

私、避けられてる…

ある程度撮って今は休憩

『裕太くん髪の毛少し直すね』

裕太「ありがとう」

涼太「A～俺の直して｣

『うん！ちょっと待ってね』

『亜嵐くん髪の毛』

亜嵐「いいよこれくらい」

『ダメだよ、少しだけだから』

亜嵐「少しだけなら俺自分で出来る」

『やるって』

亜嵐「しつこい。言いっつってんじゃん」

『…』

こんなに亜嵐くんに避けられて私はとうとう

声が出なかった。

亜嵐「あ、ごめん…」

『もういいよ。好きにして』

亜嵐「Aっ！｣

メンディー「なに？二人とも喧嘩？」

亜嵐「そんなんじゃ、、」

涼太「俺、Aの様子見てくるよ｣

メンディー「うん。よろしく」

涼太「A？｣

『涼太くん…』

涼太「大丈夫？」

『全然、大丈夫だよ』

涼太「無理したらアカンで？」

『うん…ありがとう』

涼太「落ち着いたら戻っておいで」

『分かった』

今更、後悔したってもう遅い

遅すぎる。

私には亜嵐くんという彼氏がいるのに

他の男に心を許した…

私は亜嵐くんを傷付けてる

こんなの避けられたって当然だよ