許されない恋 (ページ38)

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Ep. 37 ページ38

本当に何やってるのよ

亜嵐くんがいるのに最低なことをしてしまった

1人になると亜嵐くんへの罪悪感が

込み上げてけてきて泣きそう

『あ、着替え…』

脱衣所には玲於の着替えが置いてあった

玲於「それ着ていいから」

ドア越しに聞こえる玲於の声

『ありがとう』

シャンプーも着替えも玲於のものだから

全身玲於の匂いでまるで抱きしめられてるみたい

玲於「A」

『ん？』

ｷﾞｭ

『玲於？』

玲於「ごめん…」

『大丈夫だよ、私こそごめん』

玲於「泣いてる…」

私はその一言で泣いていると気が付いた

私は何に対して涙を流しているのだろう？

亜嵐くん以外の男性を求めてしまったから？

それとも優しく玲於に抱きしめられたから？

考えても考えても答えが分からない

玲於「もしもの事があったら俺が責任取るから」

『…だめだよ玲於』

玲於「え？」

『私も悪いもん 1人だけの責任にしないでね？』

玲於「…やっぱりお前には適わねぇや」

私たちは唇を重ねた。

だめだ、わたし

玲於に溺れそう＿＿＿＿＿＿＿

『シャワー浴びてくれば？』

玲於「そうする」

『ご飯作るからキッチン借りるね』

玲於「うんありがとう」