-捌- ページ9
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桃｢あ、あの
同じクラスの檜佐木さんと鶴房くんだよね？？
助けてくれてありがとうございます！｣
そう言って豆原さんは可愛らしくお辞儀をした
｢あ、私は別に何もしてないから
気にしなくて良いよ、！
お礼なら鶴房くんだけで｣
桃｢いやいや！
檜佐木さんが最初に助けてくれなかったら私今頃あの人達に連れて行かれてるとこだったから！
すごく嬉しかったし、！！｣
なかなか今までお礼を言われることがなかったので、すごく新鮮で少し照れくさかった
汐恩｢豆原もそう言ってるんやし
ありがたく感謝の言葉を受け取れよ｣
｢うん、そーする
豆原さんの助けになれて良かったです｣
桃｢うん！ほんとにありがとう！！｣
｢あ、じゃあ私行くね
友達のこと待たせとると思うから｣
汐恩｢俺も行くわ｣
そらのもとへ戻るとトイレからもう既に戻っていた
夜空｢あ！さぎいたー！
もうどこ行ってたの？！｣
｢ごめんごめん
ちょっと人助けをして来た｣
夜空｢え、？！
あの他人に1ミリも興味のないさぎが？！
夜空嬉しい！！｣
｢何？大袈裟な
私だってちゃんと人の心はありますよ｣
夜空｢うんうん
そーなってくれて私も安心したよ！
とうとうさぎも私離れをするのか、、悲しいなぁ｣
｢なんでそーなる？｣
夜空｢だってさぎ、
今まで友達っていう友達私くらいしかいなかったでしょ？？｣
｢まぁ、そーやけどさ
そらがいれば別に困らなかったし
そらだけで充分やったから｣
夜空｢うっ
さぎ！！あんたほんとに良い子！！
嬉しいこと言ってくれるじゃん！！｣
｢あー、はいはい
もう泣かない泣かない
もうすぐ電車くるから
早く行くよ｣
そら｢うん！
わかった！！｣
｢ほんと返事はいいんやから｣
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作者名：んな | 作成日時：2024年2月17日 22時
