ボーイッシュ女子恋をする (ページ6)

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-伍- ページ6

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次は生徒会長の挨拶

生徒会長が舞台の上に上がった瞬間周りの女子生徒から

｢うわぁ｣

｢かっこいい｣

という声が聞こえてきたので意識を取り戻し前に目を向けると

またまた体格のいい男子生徒が壇上に登った

奨｢新入生の皆さん、初めまして

生徒会長の與那城奨です。｣

與那城先輩は確かに男らしくてとてもかっこよかった

2つしか年が変わらないはずなのに大人な雰囲気が周りを纏っており

普通に見惚れていた

奨｢それでは、高校生活を精一杯楽しんでください

以上です｣

いつの間にか與那城先輩の話は終わっており

入学式は終わって教室に戻るよう指示された

教室に戻ると高校生最初の帰りの挨拶を終えて

下校の準備をしているとそらが席まで来た

夜空｢さぎ〜！早く帰ろ〜｣

｢うん、笑

分かったらもうちょい声のボリューム小さくしようか

流石に初見は周りがびっくりするから｣

そら｢そんなに私の声ってでかい？｣

｢だいぶね、慣れるけど

それがそらの良いとこでもあるけどね｣

そら｢でしょでしょ｣

｢ほら、早く帰ろ｣

夜空｢帰ろー｣

下校中、前に鶴房くんがいるのが見えた

｢あ、鶴房くん｣

夜空｢ほんとだ！

さぎの隣のイケメンくんだよね！！

ほんとうらやまし〜！｣

｢そう？｣

夜空｢そう！さぎは昔っからイケメンに興味ないよね〜｣

｢興味無い訳じゃないけど、笑｣

夜空｢一緒にいる子もイケメン！

確か同じクラスの子だよね？！

名前なんだったけ？？｣

｢私に聞かんで

自己紹介なんかほとんど聞いてない｣

鶴房くん達も同じ方面の電車らしく同じ改札を通って行った