BAD BOYS J 20'

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Your side






エイジ「だってそうやろ」







2人のピリついた雰囲気が周りの空気を強張らせる。







エイジ「陽二はそれでもまだとしさんにこだわるんか？」







エイジの言葉にしっかり言葉を返せず


目を伏せる陽ちゃん。







きっと陽ちゃんがこだわってるのは





としさんじゃない。







前トップの谷さんの言葉、、、




［ 極楽蝶を広島1のチームにしてくれ ]






今となっては陽ちゃんを苦しめてる言葉。







けど、としさんがトップになってから




陽ちゃんと私はナンバーツーとして






本気で広島1のチームを目指していた。








でも、




エイジが言う言葉に異論はない。








こんなの極楽蝶じゃない。







陽二「俺は、、、」




司「やめてもらえばいいのにっ」







陽ちゃんの言葉の沈黙を断ち切ったのは





司の言葉だった。







全員が目を見開いて司を見る。







司「だってその人のワガママでチームが大変なんでしょう？？だったらもうやめ、、、」







司の言葉を遮るように




陽ちゃんが立ち上がり胸ぐらを掴む。







『陽ちゃんっ！』





陽二「なにもしらねぇ奴が口だすな」






あまりの陽ちゃんの迫力に小さな声で



司が謝る。







『司、ごめんね！




ちょっと陽ちゃん！』








先に出てしまった陽ちゃんを追いかける。

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