痛覚共有 ページ18
貴「一種の呪い...痛覚共有です」
サーヴァント「、、、」
貴「さっき、貴方は宝石の光を浴びた...そして貴方の短剣を避けた...とは言えないけど、その避けようとした瞬間に貴方に触ったのは覚えていますよね?、、、それで痛覚共有成立。だけど貴方の痛みは私には感じない...私の痛みを貴方が感じる事になる。つまり、貴方が私を殺せば私も死ぬ。」
するとサーヴァントは剣を下ろす
サーヴァント「仕方ありませんね、一時引きます。」
と言うとサーヴァントは消えてしまう
貴「はぁっ...」
気が抜けて座り込む
「痛い...」
と呟きお腹を抑える
まぁ...深いけど出血は少ないし死ぬ事はない
すると数メートル先から走る音が聞こえる
マーリン「マスター?いるか〜い!」
遅いっ!!何をしてたの!もっうっ!
貴「ま〜り〜ん」
怒りたいけど、怒る気力がない
マーリン「マスt...この傷は!」
とマーリンは腹部に手をかざそうとする
貴「ダメ...」
マーリン「何を言ってるんだい?このままじゃ痛いだろうっ」
とマーリンは眉を下げる
貴「いいの...自然に治るのを待つ」
マーリン「は?」
貴「私は敵サーヴァントと痛覚共有をしているの...あっちの痛みは感じないけど、私の痛みはサーヴァントに感じる、、、このまますぐに痛みが消えちゃうなんて...」
マーリン「何を言って...!!しかもそれは一種の呪いだろう、、、君にそんなことが出来たなんて...」
とマーリンは頭を抱えた
貴「ふっ...」
マーリン「そこ笑う所?」
貴「いつもニコニコしてるマーリンさんが、困った顔をするのが面白いなぁ...と」
マーリン「ッ...君は意外と意地悪だね?」
貴「どーとでも」
と言うとマーリンは傷を治癒する
貴「なっ!!言ってる側から何して!!」
マーリン「痛いだろう?...この痛みがずっと続くのは辛いだろう、、、サーヴァントじゃなく、君がね?」
貴「っ...はぁ、、、マーリンに免じて言うことを聞きますよ...」
マーリン「よろしい^^」
貴「所で、なんで遅かったの^^?」
マーリン「...^^」
貴「何か言って^^?」
マーリン「えーっとですねぇ、運んでる途中女の子が起きちゃって〜かくかくしかじか、来るの遅くなっちゃった☆」
貴「この人でなし。」
マーリン「あはは〜」
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九條凪紗(プロフ) - なたりさん» 頑張ってください! (2020年4月16日 18時) (レス) id: d763269c78 (このIDを非表示/違反報告)
なたり(プロフ) - 九條凪紗さん» ご指摘ありがとうございます!!これからも頑張りますのでよろしくお願いしますッ! (2020年4月16日 18時) (レス) id: 3e972fe888 (このIDを非表示/違反報告)
九條凪紗(プロフ) - 突然失礼します!いつも楽しませて頂いてます!「決壊」ではなく「結界」だと思うので、報告させていただきます 続き楽しみにしてます! (2020年4月15日 18時) (レス) id: d763269c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なたり | 作成日時:2020年4月10日 9時