心遣い ページ40
貴「えっと...あった!!」
って、上の戸棚ではないか...あれじゃあ身長的に届かないッッッ
「う〜んッッッ!!届かない、、、」
椅子を使うしかないか...と、思った時
後ろから手が伸びて、フライパンを取ってくれた
貴「...!」
この腕は、、、
「エミヤくん!」
アーチャー「さっきから見てたが危なっかしいな...さっき何も無い所で転びそうになっただろう」
貴「なっ、見てたのッッッ?!」
アーチャー「ちなみにあの王とやらも見てたぞ」
貴「...(真顔)」
するとエミヤくんはフライパンにオリーブオイルをかけた
エミヤ「なにか手伝おう、君を見ていると危なっかしいものでね」
貴「私そんなドジじゃ...ってお手伝いお願いします(苦笑)」
せっかくのエミヤくんとの料理なんだ、楽しまなければ損というもの。
人間の衛宮くんとならいくらでもできるが、サーヴァントのエミヤくんには時間の限りがある。少しばかりは思い出を残しておきたい。
と、お肉や野菜などを着る
それをエミヤくんが炒める
貴「...」
エミヤ「なんだね?後ろからそんなに見られるとやりずらいのだが?」
貴「エミヤくん、後ろ姿
エミヤ「母親というな!...はぁ、君に言われると悪意なく言われるので怒るに怒れんではないか。」
と、雑談混じりに話す
貴「よし、これ終わったしスープ作ろうかな」
エミヤ「コンソメはそこの戸棚に入ってる、好きに使ってくれ」
貴「ありがとう^^」
とコンソメを取り出す。あとは野菜やベーコンウィンナーを取る
鍋を温め野菜などを入れる
隣では炒飯のいい匂い..
それから数十分後
貴「出来た...!って、エミヤは食べないの?」
エミヤ「知っての通り、俺はサーヴァントだ。腹は減らんからな」
貴「あ、そっか、、、王様いつも食べてくれるから、そういうの忘れてた(苦笑)」
エミヤ「、、、ではスープだけ頂こう。君が作った物、久しぶりに食べてみたい。」
と、エミヤくんは笑った
彼なりの気遣いがとても暖かい。
──────────
リビング
ギル「この炒飯お前が作ってはないんだな」
貴「、、、分かるんですか?」
ギル「いつも口にしておる、わかるに決まってるであろう。そしてこのスープはお前が作ったのだな。」
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とある通行人A氏の憂鬱(笑)(プロフ) - Dr.ロマニは天使!!!!!!!!!更新頑張ってください!!!!!!!!! (2021年3月31日 1時) (レス) id: f00702552a (このIDを非表示/違反報告)
なたり(プロフ) - れにさん» すいませんめんどくさがり屋なばかりに...直さなくて...でも途中から"ヴァ"に変えてるのでご勘弁を...(汗)あ、キーボードって言うてもスマホでやってます...言い方悪くてすいません...(())応援ありがとうございますッッッ!! (2020年3月23日 22時) (レス) id: 3e972fe888 (このIDを非表示/違反報告)
れに - サーバァントではなくて、サーヴァントですよ!!キーボードなら、vaでできます。更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2020年3月23日 22時) (レス) id: 0e0c4475a7 (このIDを非表示/違反報告)
なたり(プロフ) - 咲楽紗さん» 初めまして!この作品を読んでくださりありがとうございますッッッ!!!実は凛ちゃんと賢王の絡みにも力を入れていたので、そう言って貰えると、とても有難いです!!!このお話が完結した後、エミヤ√も予定してますので、是非ともよろしくお願い致します! (2020年3月23日 18時) (レス) id: 3e972fe888 (このIDを非表示/違反報告)
咲楽紗(プロフ) - 初めまして咲楽紗という者です(*^^*) こちらの作品がとても面白くてコメントさせて頂きました! 賢王や凛ちゃんと程よくわちゃわちゃしてくれる所が好きです! アーチャーは…イケメン以外に何と言えば良いでしょう……(汗) とにかく好きです!更新頑張って下さい! (2020年3月23日 10時) (レス) id: a2b06deda0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なたり | 作成日時:2020年3月19日 13時