血濡れの京人形は武道の姉！！ 弐！

清水将貴に合掌！！ ページ27

三「あーー・・・しんどっ。」
ナ「おーい。こっちは片付いたぞー。」
ム「こいつ、足やっちゃったみてぇ。」

抗争も終わり、幹部たちは傷だらけになりながらも立っている。

三「おー。マイキーは？」
場「あっち。」

場地が指さした方を見ると、まぁ大丈夫であろう佐野の姿。

三「京は？」
貴「呼んだ？」

全員びっくりして、どこだどこだと辺りを見渡すと、救急箱や愛美愛主が使ってたバットなどを回収した花垣の姿。

三「おまっ！頭怪我してんじゃん！大丈夫かよ？！」
貴「へーきだよ。過去トップ１０に入るくらいには苛立ってるけど。」
場「お前が怪我するなんて珍しいな。やっぱ腕鈍ってんじゃね？」
貴「んな訳あるか。ケン坊やられたって聞いて動揺してる間にやられちまったんだよ。
クッソ！やっぱアンニャロー、金玉潰すだけじゃ足らなかったか。せめて目玉潰すくらいはすりゃ良かった。」

ナ、ム((金玉潰す？目玉潰す？))
三、場((命潰されなくて良かったな、ソイツ。))

ほぼ初対面に等しい河田と武藤は宇宙に放り投げられた猫と化し、
目の前の女友達が本気になれば社会的に人を殺せることを知ってる三ツ谷と場地は、安堵した。

貴「とりあえず、病院行こう。ケン坊が心配だ。」
ナ「ドラケンの奴、女の子にケン坊なんて呼ばれてるよ？」
ム「良いのかよ？」
場「ほっとけ。京のやることに口出ししない方が良いぞ。」
三「京、マイキーと張り合えるくらい強いから。」
ナ、ム「「え。」」

貴「とりあえず、ケン坊刺した奴は社会的に制裁入れてやろーー。いや、経済的にの方がいいか・・・？」

河田と武藤は、この女だけは怒らせてはいけないと一瞬で理解した。
そして、三ツ谷と場地はどの道、殺されることが確定されている者に密かに合掌した。

クレイジーで不器用で優しくて、脆い→←変身！！東卍の平和は私が守る！！

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