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屋上で青春をエンジョイ☆ ページ19

「相談ってなんだよ?カズ。」
虎「うん・・・。」

時は経ち、ケン坊たちと出会って一年。私たちは中学生となった。
そして運命のイタズラか、私とカズは同じ中学に通うことになった!!
中学では特に面白ぇ奴はいなかったから、同じクラスになったのもあって私たちは基本一緒にいる。なんか何人かには「お前らデキてんの?」とか言ってきたが、ふざけんな!!カズは私の可愛い可愛い弟だわ!!!

そんな私たちは普段は学校を抜け出して昼飯を済ましてんだが、今日は珍しくカズが「人のいないところがいい」と言ってきたのだ。なんでも相談事があるとかで。
そういうわけで学校の屋上にピッキングして侵入した。意外と汚ぇな、ここ。

虎「・・・黒龍って知ってるか?」
「あぁ、知ってるぞ。」

確か、【伝説のチーム】とか言われてたな。なんか「伝説ナニナニ」が多いチーム。

虎「俺さ、黒龍とモメたんだ。」
「え?」
虎「俺の地元が奴らの縄張りらしくてさ・・・好き勝手やってんだよ、そいつら。」

いつものことだと思って気にしてなかったけど、カズの顔に付けられた傷って・・・

虎「うん。モメた時の。」
「・・・喧嘩に傷は付き物だが、まだそのチームが残ってんだったら放っとけねぇな。」
虎「京・・・。」
「姉貴に任せとけ。情報収集ならお手のモンよ!!」

カズの頭をポンポンッと撫でる。「やめろよ」とは言いつつも、拒んだりはしなかったし寧ろ嬉しそうだった。素直じゃねぇな。

家に帰った後は、パソコンを使って色々調べてみる。

「・・・嘘だろ。」

黒龍の初代総長は佐野真一郎だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「なぁ、真一郎。」
真「ん?どうした?」

私は今、真一郎が営んでるバイク屋にいる。
安心しろ。禁断の恋をしているわけじゃねぇ。ここに来れば部品を色々とイジれるし、手伝いをすりゃ小遣いもくれる。
そういうわけで、私は真一郎のもとでバイトをしている。今は休憩中。

「お前、黒龍の総長だったんだってな。なんで教えてくれねーんだよぉーーー。」
真「お前、それいつ知った?!」
「私の情報網ナメんなよ♡・・・ちょっと色々あって調べたんだよ。」
真「・・・そうか。まぁ隠してたつもりもねぇけど、それで?」
「喧嘩も恋も最弱王の真一郎が総長だったことに驚いてる。」
真「最弱王言うな!あってるけど!」
「だからさ、お前のチームが好き放題してることが信じられねぇんだよ。」

「今の黒龍について教えてくれよ。」

無敵のアイス→←まっかせっなさーーーい!!!



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作者 - コメントありがとうございます。更新、頑張ります。 (2022年7月20日 0時) (レス) @page44 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
この作品にハマったものですZE☆ - マジで!マジで!マジ(( 面白かったです!更新待ってまーす♡ (2022年7月19日 17時) (レス) @page43 id: 2d1d3bdc6c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2022年7月13日 20時

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