3.ヒーローって ページ4
今日は大好きなファンタジー小説シリーズの最新巻の発売日です！にいにが一緒にお出かけしてくれます！
店員さんの対応もエスコートも全部にいにがやってくれました。うぅぅ、成長しないです。卒業までにお会計くらいはひとりで出来るようになりたいです。
無事にお買い物も終わり、帰るために駅に向かっています。 ？？？人だかりです。何かあるんでしょうか？
『にいに、気になるね、何があるんだろ？』
焦凍｢気になるか、ちょっと見てくるから待ってろ｣
あ、行っちゃいました。でも、すぐ帰って来ましたね。
焦凍｢ヘドロの敵が少年を乗っ取ろうとしていた。ヒーローたちは相性が合わないとかいいやがって、応援を待っている状態だ。｣
『にいに、わたしたちが助けよう！はやくしなきゃ！』
はやくしないと手遅れになるかも知れません！相性がどうのなんて言ってるエセヒーローなんかに任せてられません！
そういって、ふたりで走り出し、野次馬の間をすり抜け、敵の前に立ちます。後ろから緑のもじゃもじゃ頭くんが来ようとしてますが、今は無理です！
ヘドロ｢はっ、お子ちゃまが何の用だ！痛い目に会いたくないならさっさと帰りな！｣
？｢かっちゃん！｣
わたしはそれに応えず、個性を出して、敵だけを凍らせます。
『にいに！』
焦凍｢あぁ｣
そしてにいにが男の子と敵を離し、敵に飛び蹴りを喰らわせました。今度はわたしが敵を氷漬けにしたら捕獲終了です！
オールマイト｢もう大丈夫、私が来た！と言いたいところだが、轟少年、A少女、お見事だ。無事かな？あとは我々に任せたまえ！｣
焦凍｢ありがとうございます。よろしくお願いします｣
マイトおじさんにぺこっとおじぎをして帰ろうとすると、他のヒーローや報道陣に囲まれてしまいました。
ヒーロー1｢お見事だだね！どこの子かな？｣
ヒーロー2｢高校卒業後はうちのサイドキックにならないかい？｣
ヒーロー3｢あの子と違って君たちは優秀だね！｣
さっきの緑の髪の子を探すと、何やら助けようと前に出たことを怒られているようです！すっごく嫌な気分ですね。アドレナリンドバドバな今なら言える気がします！
緑の髪の子と大人たちの間に割って入り、言葉をつむぎます。
『どうして皆さんはこの子を叱るんですか？怒るんですか？この子は今日、皆さんよりもずっとヒーローだったのに。』
そう言うと、皆さん言葉を失ったようです。
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すずらん(プロフ) - スライム（仮）さん» ありがとうございます！全く気づきていませんでした！更新頑張ります！ (2019年8月4日 15時) (
レス) id: 8501275832 (このIDを非表示/違反報告)
スライム（仮） - 話はとても面白かったです！更新頑張ってください！ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 9caa37975b (このIDを非表示/違反報告)
スライム（仮） - 初コメ失礼します！最初っから、指摘で申し訳ないのですが、４話が抜けてますよ。 (2019年6月26日 23時) (レス) id: 9caa37975b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずらん | 作成日時：2019年1月23日 21時
