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夢みたいなあの日から
私のプランナー生活は激動の毎日です。
お二人にとって一生に一度の大切な日を
任せてもらっているからには最高な
忘れられない日にしたい。
それでも、どうしても全ての内容を叶えてあげることが難しいのが、現実で。
Aさんとだからしたいんです！
と言ってくれるおふたりの強い気持ちと
それを聞いて更に叶えてあげたいと思う気持ち
天秤に揺られながら、どの選択を取るのが
正解なのか、、一体どうすればいいんだろう。
プランナーになることで必ず乗り越えないと
いけない第一の壁と出会ってしまった、、。
打ち合わせ後にデスクで頭を抱え
残業コースかぁぁぁぁっとなりながらも
眠気覚ましにブラックコーヒーを飲むと
「、、苦っっ、やっぱり自販機ブラックはまだ私には早いかぁ、、、アメコのコーヒーが恋しい、、
アメコしか、、哲也さんしか勝たん、、、、」
と1人のデスクでぼやいていると
「ははっ、こんな時間まで1人でなにしてるんだよ」
と、現れたのは私の研修時から側にいてくれた
上司の大垣さん
「お疲れ様です！！どーしよーー大垣さんーー！！早くも第一の壁にぶつかっちゃった〜泣」
「相変わらず素直に吐くよなぁ、まぁ、それがAのいいところだけどなぁ〜」
なんて言いながら髪をくしゃくしゃに撫でて
隣の椅子に腰をかけた大垣さん。
「ちょっ、、髪ぐしゃぐしゃになっちゃった！！」
「もうここから帰るだけだろ〜細かいこと気にしてると運気逃げてくぞーー」
「ちょっと言ってることわかんないです〜」
って言うくだらないやりとりもしてくれて
いつも私が迷ったり立ち尽くしていると
必ずといって手を差し伸べてくれて
しっかり話を聞いてくれる
おまけに
誰に対しても平等な大垣さんだからこそ
おふたりの未来の
スタートになる日も素敵な日に変えることが
できるんだろうと思うと本当に憧れの上司。
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作者名：かほ | 作成日時：2020年10月10日 18時
