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続き。。。。 ページ34

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恵は答えた。
器だとしても呪術規定に則れば死刑対象である。
でも、死なせたくない。


「…私情?」

「私情です。何とかしてください。」

「Aは?」

「……千年経ってやっと生まれた逸材を殺すのは惜しい。それに、死刑は免れなくとも先延ばしにはできるでしょう?」

「可愛い生徒たちの頼みだ。任せなさい!」




______……




「Aさん」

「なぁに、恵クン」

「あの時、どうして宿儺に近付こうとしたんですか」

「……将来有望な恵クンを殺されるのは困るからね。君の術式は応用が利くし、それに__」

「違う。アンタは宿儺を、まるで生き別れた幼馴染と再会するような目をしていた。」

「…あーあ、隠し事は苦手なんだよなぁ。
教えてあげる…って言いたいトコだけど、これは宿儺を交えなきゃムリかな。」


認識の相違があるだろうし。


「…それ、遠回しに話さないって事ですよね」

「まっさかぁ!宿儺と約束したらいつでも出来るとも」


トリュフを一つ口に放り投げて、無理矢理この話を途切れさせた。


「(宿儺に殺される為だけに術師になった前世を持つって言って恵はどうしたいのさ。)」


これは私と宿儺だけが知っていれば良いコトなのさ。
手についた粉を舐め取り、五条先生と虎杖クンの居る部屋の前に立った。


「伏黒!元気そうじゃん!!」

包帯(これ)見てそう思うか?」

「それに…えっとー、ナニさん?」

「コガA。古いに雅で古雅(こが)ね。」

「古雅だな!俺は虎杖悠仁!!よろしく!」

「はい、よろしくネ」


これから一緒に同じ一年だ。


「ちなみに一年生は君で四人目!」

「少なっ!」




______……




東京都立呪術高等専門学校。通称、高専。


「スゲー山ん中だな。ここホントに東京?」

「東京の郊外はこんなもんよ?」

「ここだけ京都って言われても信じそうな田舎っぷりだよね」


ま、卒業した呪術師もここを起点に活動してるからこれぐらいの所にしないと、一般人にバレちゃう。


「悠仁はこれから学長と面談ね。」
「下手打つと入学拒否られるから。気張ってね」

「ええっ!?そしたら俺、即死刑!?」

「なんだ、貴様が頭では無いのか。力以外の序列はつまらんな」

「わりぃ先生、古雅。たまに出てくんだ」

「愉快な体になったねぇ」

「そこの口、構造どうなってるのさ…」


僕に隠れちゃって可愛い♡とか言ってる先生は全力無視の方向で。

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はみ゜(プロフ) - みゅーじっくさん» お好きにどうぞ〜!!使用する事をコメントに残していただければ、許可云々を求めなくても大丈夫ですよ!ありがとうございます!! (2020年11月12日 22時) (レス) id: edbe22807d (このIDを非表示/違反報告)
みゅーじっく - こんにちは!ユニーク魔法の「あやつり人形」を私が今書いている小説内で使用してもよろしいでしょうか? (2020年11月12日 19時) (レス) id: 4369581b15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はみ゜ | 作成日時:2020年9月15日 8時

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