ネタ詰め。

【TWST】思ってたんと違う転生 ページ21

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「Aはいまからぼくらの女王様(ティターニア)だよ。」


　待ってなんか違う。




──────────···················




　初めまして。Aです。
　突然ですが、転生ってさ、死後に異世界とかに生まれ変わるじゃん？
　結構キャッキャウフフができる明るい感じじゃん？(鬼狩りの方は抜きでオナシャス)

　私の場合は、

車に轢かれてチーン
↓
見知らぬ森と羽の生えた小人たち。

　…ちょっと待て。捨てられて森にいるとかならわかる。羽の生えた小人たち???妖精さん??なにこれこっわ


「にんげんだー！」
「たべられるかなー？」


　え、あっ、いや…あの、骨が喉に刺さると思うので食べない方がいいかと(違う)


「あれー、ぼくらのことばわかるのー？」
「ボクらをみてわらうのはよくあるけどー…」

「「おびえるのははじめてだねー！」」


　つれてこー！って言った途端に浮遊感が全身を襲った。
　ぴぇ。待って待って待って、森の奥行かないで。人がいるところに行ってくださいｯｯｯｯちょっ、待っあー!!いけませんお客さま!!お客さまー!!!!!!


　脳内で大暴れしながら、気付けば森の主のような大木まで連れてこられてしまった。


「なぁに、それ。」
「にんげんっ！」
「ぼくらをみておびえたからつれてきちゃった！」
「だ、だからって…なんでつれてくるのさ…」


　ほらぁー！！！私絶対いらないって。人里に連れてっておくれｯｯｯｯ


「ぼくらのことばがわかってー、」
「ぼくらにおびえたからー！」
「「ねー！」」


　ねー！じゃなくてさ。いや、こっち見んな。


「ふぅん…たしかにきこえてるみたいね」
「そりゃそうでしょ……」
「りかいもできてるみたいし…、まりょくもにんげんのわりにわたしたちがわにちかい……」
「まってヤなよかんしかしないんだけど。いちおうきくけど、どうするの？」
「「飼おうよー！！それで食べちゃお！」」
「しないわよこんなまずいにんげんたべたくもない。コレを、女王にしたてるの。」


　？？？？？？？？？
　えーっと？森の外に送るって選択肢は???


「じょおう…？ティターニア？」
「これメスなの？」
「まってよ、にんげんをティターニアに？できるわけないよ。」
「ヘタレはだまってなさい」
「だれがヘタレだこのくそババア」
「それをいったらアンタもくそジジイよ！」

「「あーあ、また始まった」」
「サラマンダー、ぼくらはにんげんとはなしてよっか」
「そうだね、ウィンディーネ」

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