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田「すげぇ！」
『やったぁ....』
嬉しくて思わず樹くんと抱き合う。
あんなことがあったけど、
ジェシーくんが勝って嬉しいのには変わりない。
私はちゃんとジェシーくんが好きだよ。
気づかないうちに涙が溢れる。
『私がっ、、好きなのは、じぇしーくん、だよっ、、、』
田「A.......」
そんな私の頭をゆっくり撫でてくれる樹くん。
まだ息切れがしんどいのに、泣いたことによって更に苦しくなって、
私はそこで意識を手放した。
.
『んっ........』
目を開けたら視界に映るのは昨日も見た保健室の天井。
あぁ、あの後倒れちゃったのかな。
ジェシーくんがゴールテープを切ってからの記憶が全くない。
閉会式中だからなのか、周りを見ても誰もいないし、
誰が運んでくれたんだろう。
樹くんなのかな。
2日連続でみんなに迷惑掛けちゃったな。
ジェシーくんもっと女子からモテちゃうんだろうな。
いろいろ悩んじゃって1人でモヤモヤする。
すると廊下から大きい声が聞こえてきて
みんな来てくれたんだな って少し、いやかなり嬉しくなる。
森「あ！A！起きてるー！！」
高「慎太郎静かに！」
保健室に入ってくる彼らは本当に騒がしい。
る「A大丈夫？！」
『うん、大丈夫！2日も迷惑かけてごめんね。』
る「私たちは大丈夫だよ。あんたはほんとに無理しすぎなの！」
本当にみんなは優しい。
ジェシーくん含め、みんながモテる理由分かっちゃうな。
『そういえば結果は...？』
森「なんと！ジェシーのおかげで俺たちが優勝しました！」
『え！すごい！おめでとう！』
松「ちなみに俺らは準優勝ね」
『そうなの？！やったね〜！』
少しでもリレーで役に立てたなら嬉しいな。
田「あ、この後俺ら打ち上げしようって話してたんだけどAも体調良くなったらこれない？」
ものすごいきゅるきゅるお目目で言われる....。
そんなの断れるはずもなく...
『もちろん行くよ！』
ジェシーくんとは気まずいままなのかな。
そう考えると 行きたくない って思っちゃうけど、
はやく誤解も解かなきゃいけないし....。
それから保健室でずっと話してたら
保健の先生が戻ってきて、元気なら帰りなさい って
半ば無理矢理追い出された。
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優臨 - 初めてなのにここまで書けるのは、すごいとおもいます！これからもたくさんの作品を、待っています。 (2021年12月9日 9時) (
レス) @page35 id: 6c4039a0eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキしながら読んでます！おはなし大好きです、、！ (2021年7月6日 1時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきー | 作成日時：2021年6月5日 17時
