Jesse Side ページ25
.
俺がAちゃんと出会ったのは1年のとき。
俺が一方的に知ってた って感じなんだけどね(笑)
中学から一緒の樹と同じクラス、同じ委員会で
委員会の集まりの時 慎太郎大我北斗こーちと出会って
こいつら超おもしろいじゃん！ って一緒にいることが増えた。
秋くらいかな。廊下で6人で集まって騒いでたら
貼ってあったポスターが剥がれてたのを目にしたの。
みんな無視してるし、俺もめんどくさいから
誰か貼り直してくれるでしょ ってスルーしてたら
少し茶色がかったふわふわロングの背の小さな女の子が
一目散に貼り直しに行ってた。
背が小さいから高いところに貼れなくて、
一生懸命背伸びしてたのが可愛くて思わず吹き出したり。
樹に 何見てんの？ って聞かれたけど誤魔化しといた。
結局その子は諦めて低い位置に貼り直して帰ってって
俺が教室に戻る時高い位置に貼り直しておいたのはここだけの話。
その子の第一印象は 誰もやろうとしないことを嫌がらないでやる優しい子 。
俺たちはクラスがバラバラだから廊下で駄弁ることが多くて
それから俺は無意識にその子のことを探すようになった。
たまに見れたらラッキー みたいな。
名前もクラスも知らないコ。
あの時から俺は惚れてたんだな って今になって思う。
.
それから特に何も無く2年生に進級した。
大我と北斗以外はみんな同じクラス。
よっしゃあ！！ってみんな喜んでたけど
不仲のきょもほく って言われてる2人は
納得いかない顔しててちょっと面白かった(笑)
クラスに入って1番に探したのは例のあの子。
でもいくら探してもいなくて クラス違うんだ って結構悲しかった。
.
2年生になって結構経った時。
ついにその子とまた会うことができたんだけど
びっくりした事があって。
4人でクラスで騒いでたら
ひょこっと ドアから顔を出す女の子。
あの時と比べて少し髪は短くなってたけど
例のあの子だ ってすぐにわかった。
誰かに用事かな って思ってたら、樹も気づいたみたいで
あの子こっちすっげぇ見てね？ って言うからみんなあの子のことを見て
そしたら慎太郎が A！！ って急に大きい声出すからみんなびっくり。
俺ももちろんびっくりしたけど、
慎太郎とどんな関係なの？ とか Aちゃんって言うんだ
とかいろいろ思っちゃって。
その時俺は初めて ずっと気になってたアノコ の顔をはっきり見た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 952人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優臨 - 初めてなのにここまで書けるのは、すごいとおもいます！これからもたくさんの作品を、待っています。 (2021年12月9日 9時) (
レス) @page35 id: 6c4039a0eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキしながら読んでます！おはなし大好きです、、！ (2021年7月6日 1時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるきー | 作成日時：2021年6月5日 17時
