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ロッカーにある鏡を見て入念に服装チェックしたり、メイクを治したり。
髪の巻きも取れてなくて一安心。
もう少しで待ち合わせの時間だから休憩室を出ようとしたら
目「あ、Aちゃんお疲れ様。もう行くの？」
『お疲れ様です！店長に人の波も引いたから上がっていいよって言われたので、、』
目「そっか」
では ってお辞儀をしてドアを開けたら
『えっ？』
目黒さんに腕を掴まれていた。
『目黒さん？』
何が起きてるのかわからなくて目黒さんの名前を呼ぶことしかできない。
目黒さんの顔を見ると険しい顔をしてたけど、一瞬で元に戻った。
目「あっ、ごめん。」
体調悪いのかな って思って具合が悪いですか？ って聞いたら 大丈夫 って返ってきて
目「止めてごめんね。もう行きなよ。」
目「幸せになってね。」
急にそう言われるからびっくり。
立ち止まった私を見た目黒さんは
ほら！はやく！彼待ってるかもよ！ って私の背中を押した。
時計を見たらもう待ち合わせの時間で
目黒さんに 夜まで頑張ってください とだけ伝えてお店を出た。
ドアを開けたら、目の前にはポケットに手を入れてるジェシーくん。
『ジェシーくん！待たせてごめん！』
急いでジェシーくんの元へ駆け寄ったら ふにゃ っとした笑顔で
ジ「ぜぇんぜん大丈夫！バイトお疲れ様！」
って頭を撫でるから、会って数秒できゅんきゅんが止まらないの。
しかも
ジ「髪の毛巻いてるし、可愛い。」
って伝えてくるから余計に胸が苦しくて。
期待しちゃうじゃん って少し悲しくなった。
ジ「さ！行こ！」
ジェシーくんが手を差し出す。
繋いでいいのかな。わからなくて戸惑ってたら
もう！って手を握られる。
ジ「Aちゃんのために手温めといたから！」
そう言うジェシーくんの手は確かに温かくて。
また手を繋げたことが嬉しくてニヤニヤ。
.
ジェシーくんが案内してくれたお店は少しお高いお店で。
バイトしてない学生からしたら厳しいんじゃないかなって申し訳なく思ったけど
ここ知り合いのお店がやってるところだから大丈夫！って。
恵比寿の美味しい焼肉屋さん。
よく名前を聞くところだったから食べてみたかったの。
ご飯を食べながらジェシーくんとたくさんお話をして。
面白い話ばっかりでずっと笑ってた気がする。
この時間が終わらなきゃいいのに。
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優臨 - 初めてなのにここまで書けるのは、すごいとおもいます！これからもたくさんの作品を、待っています。 (2021年12月9日 9時) (
レス) @page35 id: 6c4039a0eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキしながら読んでます！おはなし大好きです、、！ (2021年7月6日 1時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきー | 作成日時：2021年6月5日 17時
