___青天の霹靂 ページ7
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うわ、頭痛すぎ…
目が覚めるとちゃんと自分の家にいる。
あーよかった。
どうやって帰ってきたか覚えてないけど、ひとまず安心。
今日が土曜日でよかった。
携帯を見ると時間はもうお昼を回っていた。
それとメッセージが一通。
ディスプレイには佐久間大介の文字。
……いやいつ交換したっけ?全く記憶にない。
「今日15時にお邪魔しまーっす!康二はちょっと遅れるみたい!」
ほ。
とは。
は?
え?
うちに来るの?なんで?ていうか場所知ってるの?
いつからこんな話になってたっけ?
ダメだ思い出せない。絶対酔った勢いで決めたんだ。
ていうか15時?…もうすぐじゃん。ヤバ…
昨日のことを必死に思い出そうとしても、記憶が飛び飛びで前後が結びつかない。
みんなの思い出の店で飲んで、早々にしょっぴーは寝てて、あ、深澤くんが泣いてた?いやあれは夢かも。それかお酒が進みすぎて泣き上戸になってたとかそういうのかもしれない。
目黒くんは超強くて終始シラフ貫いてた。
…これしか思い出せないとかアホだ。
取り急ぎ浮腫んだ顔には冷水。それから急いでシャワーを浴びてカッピカピになった顔を潤す。マスカラが張り付いて下まぶたにべっとり、Tゾーンだけやたらテカっていて皮脂が気持ち悪い。
上がってすぐ最低限のスキンケアをして、その辺にあったテキトーな下地を塗り込む。
時間がとにかく無いから眉毛だけは描いておこう……
そうこうしている内にピンポーンと鳴る。
『はい…』
ドアを開けるとそこには7人の男衆がニヤニヤしながら立っていた。
佐「本当に来ちゃった!いえーい!」
『すみませんとりあえず騒ぐなら中入ってください』
宮「佐久間、声は小さめにね」
舘様に注意されると、分かってるでやんす〜と言いながら部屋に飛び込んで行く。
あとの6人もさっくんに続いた。
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ふ - 待ってました♪これからも、他にないStoryと展開を楽しみにしてます!! (2020年10月1日 15時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - 新作楽しみにしていました!前作と繋がっていたりと前作ロスになっていた私には嬉しい作品です(笑)すぐにお気に入り追加、高評価しちゃいました…!みつまめ様の作品がまた読めて幸せです…! (2020年10月1日 0時) (レス) id: 11d68bb805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつまめ | 作成日時:2020年9月29日 16時