___明鏡も裏を照らさず ページ6
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入社式どころか、社内への挨拶すらもなかった1日。
特に誰かが騒ぐわけでもなく、横目でチラチラ見られた程度。
紹介も何もなかったからわたしの名前やSnow Man あ、元Snow Manの人達の名前なんて知らないんだろな。
天下のジャニーズ様やぞ？！もっとこう、キャーとかワーとかないわけ？
と思ってしまったけど、知らん人は知らんしここはそもそもワケアリの人で構成された変な会社だから疎いか。(勝手な想像)
帰り道、深澤くんの提案でみんなで居酒屋へ行くことになった。
暫くは変装してないとバレるから と言ってみんなマスクして帽子を深く被る。いや、スーツとミスマッチだから！逆にめっちゃ目立ってるから！
そんな心の叫びは当たり前に届いておらず、スタスタと歩く元Snow Manの面々。
後ろからちょっとだけ距離を取って歩く。
お目当ての居酒屋に着くと、慣れた足取りで個室へズカズカ入っていく。常連なのかな？
各々が座り、とりあえず全員ビールを注文。
お酒がそこまで得意じゃないけど今日はとってもビールを浴びたい気分。
深「やっぱここに限るわ〜」
ネクタイを緩めて大きなため息をつく深澤くん。
「久しぶりに来たよね」と嬉しそうに話す阿部くん。
『前はよく来てたの？』
隣に座った岩本くんに聞くと、こちらも嬉しそうに「うん」と頷く。思い出の場所なのかな〜…
よくありがちなのが、下積み時代にお世話になってたーとか、ここの店主が僕の人生を大きく変えてくれたーとか。
まぁきっとその類なんだろう。
向「ふっかさんがめっちゃ好きだった女の子がおったんやけどな、
その子と初めて出会ったのがここやねん」
向「ちなみにめめも好きだったんよなー！」
目「康二うるさい」
すごっ、罪深き女。
ジャニーズを虜にするその彼女、なんだか見てみたいわ……
深「さ！飲もう！今日は無礼講！！！」
どこか空元気な深澤くんがちょっとばかり気にはなったけど、そんなことよりビールが美味しくて美味しくて堪らなくなりわたしはどんどんと飲み進めてしまった。
後半はもう訳わかんない展開になっちゃったから、ジャニーズをどうして辞めたのかとか、なんで芸能界引退しちゃったのかとか、気になってたこと何一つ聞けなかった。
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ふ - 待ってました♪これからも、他にないStoryと展開を楽しみにしてます!! (2020年10月1日 15時) (
レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - 新作楽しみにしていました！前作と繋がっていたりと前作ロスになっていた私には嬉しい作品です(笑)すぐにお気に入り追加、高評価しちゃいました…！みつまめ様の作品がまた読めて幸せです…！ (2020年10月1日 0時) (レス) id: 11d68bb805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつまめ | 作成日時：2020年9月29日 16時
