___壷中の天 ページ27
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向「……って感じでな？めめが急に 運命って信じる？ って聞いてきたんよ〜〜〜〜そんな…そんなロマンチックな言葉久しぶりに聞いたから何も言えへんかったわ！！」
お酒が進んでどんどん饒舌になる向井くん。
阿「へぇ、目黒って意外とロマンチストなんだ？」
佐「うわーそれその場で聞きたかったなぁ」
次々とヤジが飛ぶ中、目黒くんはぼーっと缶ビールのラベルを見つめている。
『目黒くん大丈夫？』
目「あ、うん、大丈夫」
佐「めめ変なの〜〜はい飲んで〜〜気持ち整えて〜〜よいしょーっ！」
半ば強引にさっくんが煽って目黒くんは残っているビールを一気に飲み干した。
岩「おい佐久間あんま煽んなって」
真っ赤な顔して笑ってる岩本くん、言ってる割に悪どい表情ですが？？？
これはテーブル席で繰り広げられている話で、キッチンの奥では舘様と深澤くんがあーでもないこーでもないと言いながら料理を作っている。
深「だーもう分かんねぇ！片栗粉が指にまとわりついてやだー！」
宮「こうしないとお肉が固くなっちゃうんだよ、面倒臭いと思うけどやってみて？」
深「美味しい料理への道遠すぎ……」
たぶん舘様を手伝っているんだとは思うんだけど…
絶妙に足引っ張ってる気がする。
しょっぴーは座椅子に座って、縛りきれてなかった雑誌を読み漁っていた。片手にはお茶。もうお酒飲まないのかな？
『しょっぴーもう飲まない？』
渡「最近肌荒れ酷くてさぁ…ってかお前めちゃくちゃ毛穴見えてるけど普段何使ってんの？」
『え？水洗顔、馬油塗って終わり。楽でしょ？』
渡「馬油はいいとしてちゃんと洗顔料使えよ…化粧水とか乳液は？」
『化粧水はビタビタして嫌だし乳液はベタベタするから嫌』
渡「ビタビタとかベタベタとか言ってる場合じゃないだろ、それ。…俺が使ってる基礎化粧品のサンプルあげるから使ってみ？」
えっ何？美容部員なの？
その会話を聞いていたさっくんが乱入してくる。
佐「しょーた、スキンケアにはうるさいのよ！」
『あーへぇ……言われてみれば肌綺麗だね』
何の気なしにしょっぴーの肌に触れると、やめろよ と軽く払い除けられる。
『あ、ごめん…』
渡「…いきなり触られると緊張すんだろ」
みるみるうちに赤くなるしょっぴーの顔。
それを見たさっくんがバカデカい声で「あーー！しょーた今照れたーー！！」と指さして笑った。
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ふ - 待ってました♪これからも、他にないStoryと展開を楽しみにしてます!! (2020年10月1日 15時) (
レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - 新作楽しみにしていました！前作と繋がっていたりと前作ロスになっていた私には嬉しい作品です(笑)すぐにお気に入り追加、高評価しちゃいました…！みつまめ様の作品がまた読めて幸せです…！ (2020年10月1日 0時) (レス) id: 11d68bb805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつまめ | 作成日時：2020年9月29日 16時
