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○ . 受け入れるしかないよね ページ49

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冬、

もうすぐ2019年が終わる。





仕事納めをして、ゆっくりと実家へ帰る。
年明け三が日まで過ごすのが毎年の決まり。

首都圏からかなり離れた地に実家があるので、
帰省する手段はいつも飛行機。




地元の空港に着くと、待ってましたと言わんばかりに1つ下の妹が迎えに来ていた。


『別に迎えにこなくてもよかったのに』



ほんとは嬉しいくせに素直に言えない女、わたし。



「迎えに来なかったら鬼電して呼ぶくせに」



ごもっともなことを言う妹、玲(れい)






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久しぶりの実家は温かくて落ち着く、

……はずだった。




玲「お姉ちゃんって相変わらず時代に追いついてない?」
『最近はわりとテレビ見るようになったよ(笑)』


ほとんどSnow Man関係だけどね。
なんて心の中で思いながら。


玲「じゃあSnow Manって知ってる?」


飲んでいたお茶を思いっきり吹き出して
こたつを濡らす大人がここに1名…


玲「ちょっと何?!汚い!」
『マジごめん変なとこにお茶入った』
玲「もー……で、Snow Manって知ってる?」
『知ってる知ってる』
玲「え!ジャニーズに欠片も興味無かったお姉ちゃんが認知してるってことはやっぱ相当人気になって来てんのかなぁ」
『玲、Snow Man好きなの?』
玲「めっっっっちゃ好き!!!!」
『誰が好きなの?』
玲「ふっか!!!!!!!!!!」



…危ないまた吹き出しそうになった。


『あー、深澤くんね』
玲「リアコすぎない?!分かる!?」


えー、お姉ちゃんはまずリアコという単語が分かりません……

『いつからSnow Man好きだったっけ?
平成ナントカが好きじゃなかったの?』
玲「Hey! Say! JUMPも好きだけど、Snow Manは結成時から好きだよ?」


おっとわたしの知らない時代のSnow Manきた。
これは所謂古株ってヤツじゃないのか?
しかもふっかのファン、なるほど。


『増員した時どう思った?』
玲「ん〜 加入メンのこと悪く言うつもりはないんだけど、目黒蓮好きじゃないから正直微妙
でも6人がそれを望んだんだからうちらは受け入れるしかないよね」


めっちゃ悪く言ってるじゃん!!!
蓮のこと好きじゃないとか……トホホ……
お互い寝泊まりしてるなんて想像もつかないだろうな…
でも受け入れてくれるんだ、それはよかった。


玲「ってかお姉ちゃんもファン?」





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ファンっていうか、お世話役です。

○ . ジャニーズだから出来るんだよなぁ→←○ . 彼らのことを近くで見ている一人



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設定タグ:SnowMan , 目黒蓮 , 深澤辰哉   
作品ジャンル:タレント
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作者名:みつまめ | 作成日時:2020年6月1日 15時

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