○ . 綺麗な人とか可愛い人いたでしょ ページ43
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ふっかと同じベッドで寝るのは2回目、かな?
早々にお休みになられたふっか。
すぐ寝れるやないかーい!!!!
何なんだよ、と思ってからハッとした。
蓮が言ってた「ふっかさん、Aのこと好きだよ?」
好きだから一緒に寝てるの?
ねーふっか、教えてよ。
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結局寝付けたのは朝方で、
起きたら昼過ぎになっていた。
ふっかも寝ている。
今日、仕事休みでよかった。
身体を起こして足をベッドから出そうとすると、
ふっかがわたしの腕をつんつん触ってきた。
『ごめん、起こした?おはよー』
深「おは…俺、足踏んだりしてなかった?大丈夫?」
『全然大丈夫だったよ』
深「はーよかった…」
慎重にベッドから降りて、リビングへ向かう。
まだまだ松葉杖には慣れなくて モタモタしてしまう。
深「いつ松葉杖取れるん?」
『んー、自分のタイミングで良いって言われたけど
今月中に外れればいっかな〜とは思ってる」
深「そうなんだ。んじゃ生活が不自由なうちは俺と一緒に生活する?」
『大丈夫(笑)』
深「おいなんだその(笑)は!真面目に言ってるんですけど!」
蓮もふっかもわたしと住みたすぎるでしょ……
『ほら、蓮も来るしさ』
深「姫は結局のところ目黒と付き合ってんの?」
『いや?全然そういうのじゃない』
深「俺が最初に声掛けたのになぁ」
なんて言いながらソファにもたれかかってる。
ほんとに何考えてんのか分かんない、この人。
『何でわたしなんかに声掛けたの?あの時。
もっと綺麗な人とか可愛い人いたでしょ」
あの日のことを思い出す。
深「あー、まぁいたよね(笑)可愛い人」
じゃあなんで、と言おうとした時
後ろからふんわりと抱きしめられた。
すっごく優しくて でもどこかで強い、
なんかそんな感じの抱き締め方。
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深「直感ってヤツ」
○ . もしこれが本当だったとしたら→←○ . 定番のおでこにチュー
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作者名:みつまめ | 作成日時:2020年6月1日 15時