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○ . 何て呼んだらいい? ページ3

.


しばらくの間わたしは
皆さんの話をひたすらに頷いていることしか
出来なかった。

隣にいるイカついお兄さんは
「ひーくん」さんで、

前に座ってるのがふっかさん。

金髪?ピンク?なんだかよく分からないけど
派手な髪色している人が「さっくん」さん、

その横でキラキラスマイル振り撒いてるのが
「あべちゃん」さん、

関西弁炸裂で芸人気質のあるあの人が「こーじ」さん、

こーじさんの肩にちょこんと顎を乗っけて
眠そうにしてる黒髪の人が「めめ」さん、

テーブルの端っこで難しそうな顔して
話す2人。「しょっぴー」さんと「だて」さん。



……ふむ。改めて、多い。



深「難しい顔してないでさァ!飲もうよ!」

ふっかさんがわたしのコップにビールを
勢いよく注いでくる。

佐「姫は何食べるでやんすか?」

『姫?!』

そんな呼ばれ方されたことないし、
先の人生、呼ばれる予定もなかった姫呼び…

『姫は恥ずかしいですよ…』

宮「女性は全員、姫だから」

端っこにいただてさんがスススと近寄ってくる。

佐「ありがとうございまあああああす!!」

さっくんさんはそう言うと
机におでこをドンッとぶつけた。

阿「まあまあ佐久間落ち着けって。
この子突然連れてこられたんだから」

あべちゃんさんはやけに冷静だ。


渡「てかさ本名は何ていうの??」


しょっぴーさんが結構大きめの声で問いかけてきた。


深「しょうたそれはぶっこみ過ぎ!笑」
阿「いきなり本名…苦笑」
渡「あっそうか。ごめんごめん、何て呼んだらいい?」


ん〜……

本名はAだけど、何となく知られたくない。

かと言って偽名はすぐ反応出来ないし、
ニックネームも思いつかない。

しばらく考え込んでるとこーじくんが

向「言いづらいんやったら皆で決めればええんちゃう?この子に新しく名前つけよーや!」

深「いや捨て猫かよ!」

すかさずつっこむふっかさんを見て思わず
ふふって笑っちゃった。

『…捨て猫か〜』


今は本当に捨て猫なのかも。なんて。

○ . 他の人には内緒だよ→←○ . 迷惑じゃない?大丈夫?



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設定タグ:SnowMan , 目黒蓮 , 深澤辰哉   
作品ジャンル:タレント
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作者名:みつまめ | 作成日時:2020年6月1日 15時

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