第84話『優紗と仲良くなろう作戦 伊黒編』 ページ40
ー数日後、冨岡邸の近くにてー
ー伊黒視点ー
俺は伊黒小芭内。
俺は最近気になってる事がある。
それは・・・。
優紗「義勇さーん!美味しい鮭大根売ってる店見つけたので一緒に行きましょう!」
義勇「・・・」←無言で頷いてる。
優紗「では行きましょう!」
あの不死川の妹、不死川優紗という奴に関してだ。
伊黒「(気に食わない・・・実に気に食わない・・・)」
何が気に食わないかと言うと・・・。
優紗の俺達への呼び名に関してだ。
胡蝶はしのぶさん。
煉獄は杏寿郎さん。
兄である不死川は兄さん。
悲鳴嶼は悲鳴嶼さん。
宇髄は宇髄さん。
甘露寺は蜜璃さん。
時透は無一郎君。
冨岡は義勇さん。
そして俺は伊黒さん。
伊黒「なんで冨岡は名前呼びで俺は苗字呼びなんだ!冨岡よりも話しにくいのか!?」
無一郎「(なに言ってんだろう。伊黒さん)」←近くに居た。
別に彼奴(優紗)を信用してるから名前呼びになってほしい訳じゃないからな!
優紗「なにしてるんですか?伊黒さん」
伊黒「うぉっ!?お前!冨岡と一緒に鮭大根食いに行ったんじゃないのか!」
優紗「あー、冨岡さんは・・・」
すると優紗の見る方を見てみると胡蝶と冨岡が居た。
しのぶ「優紗さんと鮭大根食べに行かないのですか?」
冨岡「俺は胡蝶と一緒に居たい」
しのぶ「そ、そうなんですか///」
伊黒「なるほどな」
優紗「ところで、少し聞こえてましたが・・・私がどうしたんですか?」
伊黒「あぁな・・・なんで冨岡は名前呼びで、俺は苗字呼びなのかが気になってな」
優紗「えぇと、それは・・・伊黒さんは人をそう信用してないからできるだけ気を遣ってあげてほしいと、御館様が」
伊黒「そうか・・・お前は不死川の妹だから信用してる。だから名前呼びでかまわない」
優紗「解りました。小芭内さん」
伊黒「・・・」
不死川優紗・・・甘露寺に似て素直で良い奴だ・・・不死川が妹だからだろうが溺愛しすぎてしまう気持ちも・・・確かに解る。
第85話『優紗と無一郎、フェアリーテイルへ』→←第83話『アクエリアス』
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