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第65話『また戦おう』 ページ21

猗窩座「(こいつ・・・中々やるな。それに、さっきは気づかなかったが・・・杏寿郎なんて足元にもおよばないくらいの闘気を持っている)」

優紗「速く抗いなよ?じゃないと・・・焼け死んじゃうよ?」

猗窩座「!」

そして猗窩座がうしろを見てみると、もうすぐ夜明けだった。

猗窩座「(マズイ!もうすぐ夜明けだ!)」

優紗「さぁ、速くしないと塵になっちゃいますよぉ?」

猗窩座「クソッ!」

すると猗窩座は優紗の日輪刀が首に刺さったまま森の奥へと向かって走って行った。

優紗「また戦おう、猗窩座」

猗窩座「そうだな、優紗」

すると猗窩座に炭治郎が怒りながら叫んだ。

炭治郎「逃げるな卑怯者!逃げるなぁ!」

猗窩座「(は?彼奴はなにを言っている?卑怯者?)」

炭治郎「最後まで戦え!」

猗窩座「(無理に決まってるだろ。鬼は太陽が苦手なんだぞ?バカなのか?)」

猗窩座がそう思ってると、炭治郎の日輪刀が猗窩座の腹に飛んできて刺さった。

炭治郎「これは決して引き分けではない!お前の負けだ!優紗の勝ちだ!」

猗窩座「(あの小僧・・・今度会ったら絶対に殺す!)」

そして猗窩座は見えなくなった。

優紗「ふぅ、なんとかなって良かった」

スティング「凄い強いッスね!優紗さん!」

優紗「そうかな?」

スティング「そうッスよ!」

第66話『優紗の継子を巡って』→←第64話『優紗VS猗窩座』



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作者名:メルル大尉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年1月23日 17時

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