【刀剣乱舞】あれ？ここってもしかしてブラック本丸？【審神者成り代わり】

18（過去編） ページ19

過去編なので『』は夢主ではなく詩音が話している時の表記になります

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山姥切side




元々この本丸の審神者は一之瀬 真(いちのせ しん)という男だった




その男は極々普通の審神者で、俺も皆も平和で楽しい日々を送っていた




出陣で怪我をしたら直ぐに手入れ部屋に連れて行ってくれて、皆と遊びまくったり、新しい刀剣男士が来る度に歓迎会をしたりと、本当に楽しかった



しかし




「ごめん皆。俺、この本丸の審神者をやめることになった・・・」



いきなり大広間に集められたかと思えば、急にそんな事を言われた




「何故だ？せめて理由を聞かせてくれ」




「・・・・・別の本丸に移動してほしい、と政府から通達があったんだ」




「移動？どういう事だ？」




「俺の神気は、自分で言うのもあれだが量も多ければ質もいいだろ？だから、その・・・政府は俺をブラック本丸に行かせたいらしい」




「ブラック本丸・・・！？」




皆の顔が一層険しくなった



「神気の量や質がいい分、結界も固く作れるし、濁った空気を綺麗にする事もできればその神気で刀剣男士も直せる。つまり、ブラック本丸には打ってつけなんだと。」




「だからと言って主が行く必要はないだろう」




「そうです主！量や質のいい審神者なら、探せばきっとほかに誰かいるはずです！」




「主君！お願いです！ここに残ってください！」




「何故あんたが行くんだ」




「主が行かなくても、きっと誰かがそのブラック本丸に・・・・」





「誰か誰かって、一体誰だよ」





「！？」




今までに聞いた事のない怒りを含んだ声で、主は静かにそう言った




「誰か誰かって、お前らの言うその誰かって一体誰だよ。なんでそんな無責任な事言うんだよ。誰かなんてそんなのに頼って何になるんだ。」




「主・・・でも、主がいなくなったら俺らは・・・」




「そうだよ、主がいなくなるなんて俺は嫌だよ」








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何書いてるか自分でも分かんなくなってきた

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