【刀剣乱舞】あれ？ここってもしかしてブラック本丸？【審神者成り代わり】

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それは爽やかな朝の日だった

小鳥のさえずりが聞こえて目が覚める


『…んん…？朝…？』


いつもの様にゆっくりと重い瞼を開かせ体を上げる


『………？』


私は違和感を覚えた
というか違和感どころの騒ぎではない


『…なにここ』

部屋を見回してみる
ザ・和風といったテイストの部屋で、まるで時代劇に出てきそうなほど和風じみている

おかしいな、私の部屋はもっと今風の可愛らしい部屋だったはずなんだが


んん？何がどうなってるんだ…

少し頭の中で考えてみる

『はっ！』

……もしかして夢なのか？
そうか、夢ならこの状況に説明がつく。そうか夢か

そうか夢かー、明晰夢ってやつかな…なんて思いながらとりあえず探索してみようと部屋を出ようとする


その時だった

「ん…」

『…っ！』


私が先程まで寝ていた布団の中から声が聞こえた
よく見ると布団には人一人がいそうな膨らみができている

つまり私は誰かと寝ていたということ…？
この布団の中にいるのが誰なのか気になって恐る恐る近付き、布団に手をかける

そーっと、起きないようにゆっくりと剥がしていくとそこにいたのは金髪の顔が整っている男性だった


そして私は思い切り目を見開いた。
私はこの顔に見覚えがあった


『まんば…？』

そう、どこからどう見ても今私の目の前で寝ているその男性は山姥切国広にしか見えなかったのだ

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