狂犬くんと狂犬ちゃん4【今日俺】

狂犬173匹 ページ29

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「でも好きなんでしょ？

だったら俺達はもう応援するよ」

「あんなに毎日昼に来られたら本気伝わるものね」

「俺はまだ認めてねぇけど！泣かせたらぶっ殺しに行く」




お昼に、皆に言われた言葉が頭から離れない





まだ完全に認めてくれたわけじゃないんだろうけど


付き合ってもいいってことだよね……






『相良さん……』



「あ？なんだよ」



『え、え、ん、え！？相良さん！？』



帰り道、後ろから声をかけられる




「あ？伊藤の野郎に香取ってやつが放課後毎日付きまとってるって聞いたから迎えに来たんだよ」


『え、聞いたんですか』


「朝会ったんだよ」


『へぇ…お迎えありがとうございます』




そう笑うと




「俺が迎えに来るのは良いのかよ」


『え？』


「香取のは断ってんだろ？」


『そりゃ……まあ好きな人とそうじゃない人、ですし』



そう口を滑らすと



「…………おう」



そっぽを向きながら返してくる



『私やっぱり貴方が好きみたいなんですよ』


「前聞いた」


『もう1回ちゃんと言っとこうと思って


私、相良さんのこと好きですよ』


「おう」


『だから、相良さんの女にしてくれます？』





そう言って笑いかけると





「…おせぇよ」




とだけ言われて


急に抱きしめられた




『相良さん!?ここ、 道端ですからね！？』



「ちょっと黙れ」



『は、はいぃ……』









だいぶ待たせてしまったけど


やっと相良さんの"女"になれたみたいです





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好きって気持ちは伝えてたものの……という感じでダラダラでしたがついに無事くっつきました！



これからはカップルとしての2人を書いていけたらと思います！




これからもお付き合いお願い致します！

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