狂犬くんと狂犬ちゃん3【今日俺】

狂犬106匹 ページ10

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いとーくんは

「あれ！？理子ちゃんも！？」と困惑している



「とりあえず…Aちゃんと理子ちゃんは待ってて」



「んだてめぇ！！！！

引っ込んでろ！松ぼっくり！！！！」


「は……はぁぁぁぁぁぁぁ！？」


『松ぼっくりはセンス無い』



そんな事を考えていると

ブチ切れいとーくんはヘルメットバットをヘルメットの上から思いっきり殴る



「初めて言われたわ松ぼっくり!!
もっと他にあっただろウニとかなんか知らねぇけど!!」


理子ちゃんを守るようにたちながらいとーくんに話しかける



『松ぼっくりはねぇ…せめて松の木じゃない？』

「松の木！？」


あのチクチクの葉っぱっぽいのが似てるよね


『あ、それより手大丈夫？』


「あー、あいつかてぇ」


『ヘルメットだもん』



そんな話をしていると突然倒れていたはずのヘルメットバットが立ち上がりいとーくんに殴り掛かる



『いとーくん！！！』





鈍い音と共に地面に倒れ込むいとーくん






何度も何度もいとーくんをバットで殴って意識を失ういとーくん



飛び出そうとすると隣を理子ちゃんが走り抜ける



「やめて！離しなさいよ！！！」


すると突き飛ばされる理子ちゃん



理子ちゃんの前にしゃがみ守りの体勢に入る



「決着と行こうか」



とりあえず…腕で受け止めて……



そう考えて攻撃を待っていると




真上をなにかが通って勢いよくヘルメットバットが飛んでいく




その後すぐにもう1人が現れて2人でたったの２発でヘルメットバットを地面に叩きつける



その後、まだ立ち上がろうとするヘルメットバットを


『理子ちゃんに何してくれてんの！！！』



と蹴りあげると今度こそ地面とこんにちわするヘルメットバット





『京ちゃん！明美ちゃん！！』


するといとーくんの所に走っていく京ちゃん


「ん……、ん！？きょ、京ちゃん！？」


元気になるいとーくん

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