狂犬くんと狂犬ちゃん3【今日俺】

狂犬144匹 ページ49

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翌日





「よ」



『…………ん？』






朝、私の家の前、登校前



なぜみっちゃんといとーくん、理子ちゃんが家の前に？




『え、うん？どうしたの？』




「Aちゃん、ヤクザに狙われてたから」


『それはいとーくん達もね』



「ヤクザに俺の女になれって言われてたろーが」


『うん、それは話してなくてごめんねって』



「要するに心配だから迎えに来たの」


『理子ちゃん好き!!!!!!』



「「俺は！？」」



過保護が3人に増えました








『でも昨日の2人はかっこよかったんだよ〜』



昨日の話を理子ちゃんを話す




「三ちゃん、スーツなんかきたの！？」



「んだよ、言っとくけど超絶似合ってたからな」



『2人とも似合っててね〜！みっちゃんなんか凄いんだよ！


あ、でも、安心させるようにずっと居てくれたいとーくんにもほんとに感謝しててね！』





そうペラペラ話していると




「ほんとウチの子は心臓に悪い」


「三ちゃん褒められ慣れてないものね」


「なにぉう？俺様、褒められることしかねぇ！」




そんな会話が繰り広げられる




『いとーくんも、怪我治ったばっかだったろうにありがとう』


「え？ううん、俺がしたくてしたことだからさ」







うん、いやしだな




こんな平和が続けばいいのに









そんな期待はいとも簡単に崩される

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